再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 音階

修学旅行(舞台のね)
東京時、カーテンコールまで含めて一時間四十分。
現在(ゲネ一度目時)本編のみで一時間五十分。

なかなかどうしていいペースに漸く入ってきた。
ここからしっかり詰め作業…
とはいえ、あとゲネ一回やると、旅へと出発である。
ゲネ二度目はも一つギュッとする。

別に早いことがすばらしいとは思わないし、
速すぎたら、見る側の興味の質も続かない。
その間、
一番気持ちのいいところを求めていつも右往左往する。
というか、私のする作品の場合、その速度と緩急は実は命だったりするので、俳優さんには余りいわねど、かなりこだわる。作品ペースというのか、大事な部分だ。当たり前か。

しかし、それを外郭だけでとらえると、前にも書いたが、音を、音階を追うだけ。に陥る。
普通、同じ作品を同じメンバーで、しかも何年も挟まずの形でやる場合、そんなに時間的なブレが生じるわけもないのだが、
一度、その音階をとらないと新しい発見はなかなかできない。

この山は結構高かった。
そして稽古十日ばかし経て、漸く、
一幕までで一時間五十分。に到達した。
この時点で、二幕には触ってもいない。いれたら、二時間十五分だろうな…
現在一時間五十分。全編で。
普通は長くなったら怒りそうなもんだが、再演では。
よしよし、漸く音階縛りから抜けましたね、と。
残り稽古三日の時点(笑)
そしてそこから本当の意味での、魅せる作品つくり、へと稽古の質が変わっていく。そんなこんな全部して、過不足なくしっかり魅せて

「あれ?二十分も縮まってる…。何をしていたんだ…」

と、俳優がただ気持ちいレベルから一つ越え、
見ている側が気持ちいところまでいけたら幸い。

来週から長野県松本市の高校より旅のスタート、
いい出会いを、作品も、俳優さんも、そして私もしたいと思う。


2007年10月18日(木)
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