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■ みーちゃん
ここ2日、みーちゃんの姿が見当たらない。 不安だ。
みーちゃんは最近よくうちにくる猫だ。
と書くと、なんだか違う猫のようだが、普通の野良猫だ。
と書けば書くほど不信感漂う文章に閉口。
ある日の帰り道。帰宅してからさらに外出の予定があり飯を食うひまもなし、ということで、おにぎりを食べながらの帰宅。と、みーちゃんがポストの下で警戒していた。 動物愛好家の僕は、おにぎりを2・3粒分けてあげた。 食べた。 それからだ。僕になつくようになったのは。
動物愛好家の僕は大いに後悔した。 野良猫にえさをやる動物愛好家はいない。 それは動物愛好家ではない。 つまり僕は動物愛好家ではなかった。
三日前。 みーちゃんはベランダの向かいの塀の上にいた。 こっちを向いて、みゃ−みゃ−泣いているので、窓を開けてみた。 塀からベランダの柵まで、高さ一メートル。塀から柵まで二メートル。直線距離でルート3メートル。 みーちゃんは身構えた。
えっ?
いや、そんなはずはない。それは無理だ。落ちたらどうする。 半端な距離じゃない。 第一ここは二階だ。
しかしそのとおり。飛んだ。みーちゃんは飛んだのだ。
猫は自分を知っていた。なんとか柵につかまった。
だが無事ではなかった。 右後ろ足の生爪をはがしていた。
急に、猫が生きていることを実感した。 血が出たからだ。 抱えた僕の服に、少し血がついた。
けろっとしているみーちゃん。
みーちゃんは強い。
消毒を済ませ外に出した。 その夜、27時頃。 みーちゃんはまたベランダ向こうの塀の上に姿をあらわし、 みゃーみゃーないた。
僕は窓を開けなかった。 また飛んで怪我をするからそうしたわけじゃない。 眠かったわけでもない。
なんだか、そうしたのだ。
それから2日。みーちゃんはあらわれない。 またあの鳴き声を聞きたい。
みーちゃんは元気だろうか…。
だい
2004年11月08日(月)
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