再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 役者紹介其の三。。。

今日は庄司くんについてである。

といって、あるってえばってなにがあるのさって、彼になにがあるのかって、決めない、そして決められない、でもだからこそ、底抜けの、パワーがあるのです。カツゼツ悪いけど、そんなんどうでもいいのです、なぜなら「しょうけん」だから。

「しょうけん」と呼ばれる彼は、「萩原健一」のようなバイタリティー溢れて、歌も歌えて、芝居も出来る。そんな、なんでもできるタイプの人間ではない。

つまるところ彼は、「一つのことに一生懸命」!

別の言い方をすると「他の事に目が向かない」!

更に違う言い方をしてみると「夢中になると回りが見えない」


とでも言うのだろうか。

そんな彼は。
言わば、詩人。
この集団で脚本をしている私からして言うのはなんだが、彼の書く文章は、非常に面白い。そして、意味がさっぱりわからない。そして、狂っている。

世の常として、最初、変人から天才への階段を上がるにあたって、これ以上の素質はないんじゃないかと思える才能だなと思う。

そんな彼の苦手な事は、「自分が今したこと」を分析する事。

多くの場合、役者にとってそれはとっても必要だし、それがないと、変(正当?)な現場では「なんで役者をやってるんだ?」なんてダメだしをもらったりする。

「それは好きだから」

なんて言ってみたら怒られるけど。
だから、そんな彼が。
「ごうさん僕はよっぱらってる。」
と言っても信用しない。

何故なら、普段から脳内麻薬で始終酔っ払っているから。

うーん、うらやましい…


ショウケンさん、腕の関節はひじからじゃないですよ。

そんな彼が、どんな奴だか、これはもう、観に来るしかありません!

な、ショウケン!



2003年12月05日(金)
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