スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
昨日は、高島屋へ
23日に予定している母の四十九日法要で
来て下さった方たちへ持って帰ってもらう
お土産と言ったら変だが志の品を買いに行った。
私にとって、高島屋は母との思い出がいっぱい詰まっている場所だ。
娘が生まれ、母と私と赤ちゃんの娘と三人で行った頃から
母がまだ杖をつかずに歩ける頃も
そして、カートを押して歩いて行った頃まで
いつも母と一緒に行っていた場所だ。
たまには、私が別個に一人で行ったこともあるが
考えたらそんなのは本当に数少ない。
それだけ、高島屋は意味のある場所なのだ。
だから、昨日、用事があるとは言え
高島屋へ行ったことは、落ち込んでいる今の私には
とても酷なことだったと思った。
あらゆるものが母の思い出と重なって見える。
7階で北海道展をしていたようだが
覗いてみる気にはなれなかった。
母と試食をしながら見て回ったことが
つい昨日のように私に蘇ってきたからだ。
あまり長い時間は居たくない、
そう思った私は、地下でお菓子を注文し
出来上がるまでの15分をフードコーナーで過ごした。
これがまたいけなかった。
大判焼きの店の前で、また母への思いがよみがえった。
母は高島屋の地下で売っている
大判焼きが大好きだった。
ここのが一番おいしいと言っていた。
母が美味しそうに頬張っていた顔を思い出した。
涙が出てきた。
急いで涙を拭い、隣のジュースのコーナーへ。
カップソフトを注文して椅子へ座った。
そうだ、この場所も母とよく座った場所だった。
フレッシュジュースを注文して半分ずつ飲んだこともある。
買い物の途中の一休みには丁度良い場所だ。
泣きたい気持ちをぐっと抑え
アイスを食べ終え、注文していたお菓子のコーナーへ行った。
店員さんが、3階の駐車場まで荷物を半分持って来てくれた。
彼女に母のことを少し話しかけたのだが
二人とも涙ぐんでしまったので
店員さんに悪いと思い、そのあとは笑顔で接した。
誰かに、高島屋が母と私の思い出の地であることを
話したかったのかもしれない。
店員さんは、私が車に乗る時
荷物を置こうと後ろの座席を覗いて
そこにリラックマがシートベルトをして座っているのを見つけた。
「そうなんです、ここはいつも母が座っていた場所なのです。
母が好きでベッドに寝かせていたリラックマを
母の代わりに乗せているのです・・・」と私は言った。
何もかも、私の周りにあるもの全てが
母との思い出につながっている。
これからも母との思い出と共に生きて行くに違いない。
そして、それが私にとって一番望むことであり
母のことを絶対に忘れたくないという
私の思いの証しなのだ。
それにしても、私には母の思い出が多すぎる・・
スカーレット
|