スカーレットの心のつぶやき
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母が退院してひと月が経った。
急激な変化はない。
毎日、母の家で母と過ごす毎日の中で
母の微妙な変化に気付くようになった。
母が椅子から立ち上がる時の表情、
パジャマを着換える時の難儀度、
歩く時の歩き方などなど・・・
今日の母はどうかな?
大丈夫かな?
元気を出せているかな?
母の顔色と様子を見て判断している。
最近の母は退院した時に比べて
腰から足にかけての痛みというか重苦しさが
段々ひどくなってきているみたいだ。
一番最初に温熱療法を受けた翌日は
腰や足にも効果があったのかと思うほど
母自身が楽だと言っていたが
今は少しずつ痛みも増し
歩くのが歩きにくい
動くのが億劫だと言っている。
人は自分の気持ちに正直に居るのが一番良い。
何もしたくない時は何もしなくて良い。
またやりたくなる時が来るのだから。
そんな風に母に話した。
幸い、食欲はある。
私が作る昼と夜のご飯を全て食べてくれる。
母と私とで一人前くらいの量ではあるが
栄養的にバランスの良い献立を考えて作っている。
食欲のある間は安心だ。
何もいらないと言い始めたら心配だ。
食べるものについても
本来はその人が欲するものを食べると良いと思っている。
私がずっとそうしてきたから。
辛いものはダメだとか
甘いものは太るだとか
そんなことを考えず
自分の体が今一番欲しているものを
体に入れてやることが健康の秘訣だと思っている。
母と過ごす時間の中で
私自身の生活のペースも大体決まってきた。
これからも長い母との時間、
自分自身のストレスにならないためにも
少しは自分がしたいことをして
一日が良い日だったと思えるようにしよう。
それがまた母のためでもあるのだから。
スカーレット
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