スカーレットの心のつぶやき
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2008年05月17日(土) 天皇陛下のお言葉

憲法で「天皇は日本国の象徴」とされていて

決して政治に介入してはならないことになっている。

明治から立憲君主制を敷いていたから

昭和天皇も決してご自分で政治的命令を下すことは出来なかった。

確かにあらゆる権限が天皇に集中してはいたが、

天皇の命令には国務大臣の輔弼が必要であったのだ。

輔弼というのは単なる補佐ではない。

政治的意味合いのある強い権限である。

だから、天皇陛下の判断に国務大臣が反対すれば

天皇陛下の思うようにはならなかったのである。

これが天皇陛下の命令どおりになるのなら絶対君主制である。

そして、道義的責任はあっても昭和天皇に政治的戦争責任はなかったのだ。

さて、現在も天皇陛下のお言葉は國民には大きな影響力を持っている。

今回、胡錦濤国家主席の訪日で

天皇・皇后両陛下は丁寧な応対をされた。

ホテルまでわざわざ胡錦濤を見送りにいらっしゃたことは

決して本来すべきではないことだと思うが

その席で天皇陛下がおっしゃった言葉を知り

溜飲が下がった思いがした。

陛下はトキの話題になったとき

「農業で農薬が使われないことが重要です」と仰った。

そして、

「動物にとって良い環境ということは、

 人にとっても好ましい環境ということですから、

 環境は大切ということです」とまで仰ったのである。

これは何を意味するか?

もう分かるであろう。

中国ぎょうざ事件をはじめ

中国の環境問題には多くの問題点がある。

それを陛下が口に出しうる範囲でお気持ちを述べられたのだと思う。

日本国民として

この陛下のお言葉は本当に嬉しいものだ。

いつも日本国民の幸せを祈っていてくださる

天皇陛下のお気持ちとお言葉を

中国は真摯に受け止めるべきである。




スカーレット