スカーレットの心のつぶやき
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2008年01月09日(水) わが国の正義

一体、わが国の正義はどうなったのだろう。

何を信じて生きていけばいいのだろう。

法治国家である日本において

いかなる犯罪被害者になろうとも

決して復讐は許されない。

法によって裁かれることに任せるしかない。

では、法律とは何か?

国家として国民の生命を守るのが正義だろう。

もし、犯罪の被害者や被害者の家族になったとき

被害者は何によって守られるのだろうか。

昨日、福岡地裁で行われた

飲酒運転による三人の幼児が死亡した事故の判決は

危険運転致死傷罪を適用せず

あくまでも業務上過失致死罪とした。

この報道を聞いた時「まさか!」という思いがした。

裁判所の判決文によると

事故を起した被告は「高度に酩酊した状態ではなかった」と認定し

「正常な運転が困難な状態だったとは認められない」という。

酒を飲んで運転したらどんなことが起きるか?

100キロのスピードを出して運転していたらどうなるか?

どんなにバカでもその結果を想像できるはずだ。

まさに危険運転致死傷罪にあたる

「悪質で危険な運転」である。

このような判決が下されるのなら

「危険運転致死傷罪」などは無用だ。

これから何十年と輝くであろう未来のあった

三人の子どもたちはその未来を断たれた。

何の過失もないわが子たちの命を奪われた

両親の気持ちを思うと本当に胸が痛む。

今回の裁判結果が

今後、起きるであろう飲酒運転による事故を

助長する可能性だって存在する。

危険運転罪の構成要件を早急に見直し

もっと、柔軟に運用できるようにすべきだ。

司法の判断基準の見直し、確立してもらいたい。

我々日本国民が安心して住める日本になるためにも

この国の正義を国民の前に示してもらいたいと思う。


スカーレット