スカーレットの心のつぶやき
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2007年08月25日(土) 私は貝になりたい

「私は、生まれ変わっても人間にはなりたくありません、

人間なんていやだ。

もし生まれ変わっても牛か馬の方いい

いや牛や馬ならまた人間にひどい目に逢わされる。

どうしても生まれ変わらなければならないのなら、

いっそ深い海の底の貝にでも・・

そうだ貝がいい

貝だったら深い海の底でへばりついていればいいからなんの心配もありません

深い海の底だったら戦争もない、兵隊に取られることも無い。

妻や子どものことを心配することもない。

どうしても生まれ変わらなければならないなら、

私は貝になりたい・・・・・」

昨夜、中村獅童さん主演の「私は貝になりたい」を見た。

これは、昔、フランキー堺さんが同題名のドラマで好演した。

昨夜のドラマとは筋書きも違い、

「私は貝になりたい」という遺書を書き残し

死刑になった。

戦争の悲惨さを訴えるドラマとして

また、フランキー堺の好演で話題をさらったものだ。

昨夜のドラマは史実に基づいていて

死刑にはならず減刑され

サンフランシスコ平和条約後、釈放されている。

フランキー堺主演ドラマとは違い

絞首刑にならなかっただけ救いがあったように思う。

でも、

このドラマを見て、

戦争は狂気だということをつくづく思った。

正常な考え方が異常になるということだ。

誰も、人を殺したくない。

でも、上官から「天皇陛下」の名前を出され

日本国のためだと命令されたら

それに従わざる終えないではないか。

そして、その命令に従って殺したことが

戦争に負けたことにより

戦犯として裁かれることになるのだから、

矛盾しているし、承服できない理不尽なことのように思う。

戦勝国は自国の権利で敗戦国を裁くことはできないはずだ。

東京裁判は米をはじめ戦勝国によるリンチ裁判だ。

まともなものではない。

事後法に基づく裁判なんておかしい。

でも、それが戦争なんだ。

戦争は二度としてはいけない。

そんな思いでいっぱいになった。


スカーレット