スカーレットの心のつぶやき
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2007年08月11日(土) とらわれない心

いつまでも済んだことにとらわれるって損だ。

この年になってやっとわかった。

もっと早くこのことに気付いていれば

あんな心の病にもならずに済んだだろう。

今は、忘れるべきだと思えば忘れることができる。

昔に比べて賢い生き方ができるようになったのか

それとも人間がずるくなってしまったのか・・

どちらにせよ、

自分自身を守る知恵がついたということだろう。

二十歳前のあの苦い経験をたまに思い出す。

よく立ち直れたものだと自分の力を褒めてやりたくなる。

あの時、とらわれていた心を解き放したのは

痩せたいと願う気持ちと体重の変化と

痩せていくことへの満足感と

そして、ただ食べることへの関心の存在だった。

もし、私が拒食症にならなかったら

今でもあのことを引きずっていると確信できる。

あの時、

死ぬほど辛かったことから逃避するために

私が選んだのはひたすら食べて吐くことだった。

そして、それは心身を傷め続けたが

それでも今生きている。

結果的にはそれでよかったのだ。

こんな風に私のかつての病気をとらえることができるようになったのも

年のせいかもしれない。

あの時のことをもし今も引きずっていたとしたら

何と不幸なことだろう。

今、もし同じことが起きても二度と拒食と過食には走らない。

もっと違うことへ自分自身を集中したい。

そして、嫌なことから逃げないし

それにとらわれることのない強い心で向き合いたいと思う。

何事もどうにかなるのだから。


スカーレット