スカーレットの心のつぶやき
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2006年06月24日(土) 後悔

父が逝った。

一昨年の秋に病名が分かった時点で

今回のことは予想されていたし

私なりに覚悟も出来ていた。

でも、本当に父が逝き、

家の中に父の声も姿も消えてしまった今

私の心の中に

ぽっかりと穴があいてしまったような気がする。

父が入退院を繰り返していた頃から

亡くなるまでの一年七ヶ月の間

私は一生懸命に看病をしてきたつもりだった。

そして私の周りの人たちも皆

私に対して「よく看てあげたね、お父さんは幸せよ」と言ってくれる。

確かにそうかもしれないけれど

私の心の中では父に対して

もっと何か出来たのではないか?

あのときにもっとやさしい言葉をかけてあげていれば良かった・・

父が欲しがるカキ氷を制限などしないで

欲しがるだけ食べさせてあげればよかった・・

色々な後悔が胸の中を走る。

姉は「何も悔いはない、できることはした」と言う。

そう思える姉が不思議だ。

父の居ない実家で今も過ごす私は

ふいに父のあの笑顔を思い出し胸がいっぱいになって

涙があふれてくる。

父はもう居ないのだ・・ということが

事実として私を襲ってくる。

父に会いたい。

もう一度父の側で看病をしたい。

でも、時は戻らない。

辛い・・

母も同じ、否私以上の気持ちに違いない。

残された母を支えなければ・・

母には父の分まで長生きしてほしいと心から思う。


スカーレット