スカーレットの心のつぶやき
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その人が何を思っているか、
そんなことは誰にも分かるものではない。
言葉に出さない以上
自分が思っていることが
相手に伝わることはない。
たとえ、言葉に出したとしても
心とは裏腹な言葉を言っていたら
それはその人の心ではないのと同じだ。
結局人の心ってその人しか分からないものだし、
他人に理解して欲しいと願うのは傲慢なのかもしれない。
今新聞紙上を賑わせている事件でも、
犯罪を犯した者の気持ちなんて
誰にも分かるはずはないと思う。
母親を毒殺しようとして
薬物を飲ませていた少女や
同級生を殺害した男子生徒の心の闇を
理解するのは難しいと思う。
私もあの地獄の日々の頃の心を
誰かに分かってもらいたいと思ってはいなかった。
反対に放って欲しいと思っていた。
あの頃の私は他人に危害を加えることはしなかったけれど
自分自身を痛めつけ、
自暴自棄な心で毎日を過ごしていた。
あの頃の私も
今、こうして心を元気にして生きようと思っている私も
同じ私だ。
今の私があの頃の私に逆戻りする可能性も大だ。
それをしないのは
年を重ねて心が昔よりも図太くなったからだろう。
まるでガラス細工のような心だと医者に言われた私も
今では親友に固いコンクリートのような心だと言われている。
同じ人の心が、こんなにも変わるものか!と
自分自身でも驚いている。
心の中の闇を抱えて暮らしている人は多い。
でも、いつかその暗いトンネルを抜けることが出来ると信じて欲しい。
朝の来ない夜はない。
耐えるしかないのだ。
自分の心をようく見つめ
自分の心の中に住む不可解な者と向き合い、
決して負かされないようにしてほしい。
自分自身に負けたら
人生に負けることになる。
他人に勝つことは大事なことではない。
大事なのは自分自身の弱さに負けないことだと思う。
どんな人でも皆心の中の闇はあるのだから。
スカーレット
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