スカーレットの心のつぶやき
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2005年07月25日(月) 憎めない

私は人を憎んだことがない。

今までにもいっぱい色んなことがあり、

心も体もボロボロになったことがあるのに

それでも相手を憎むことが出来ない。

何故だろう・・・

人を憎むだけのことにまだ出会っていないのだろうか?

それとも私の心の中には

人への憎悪が欠落しているのだろうか?

もしそうならそれは嬉しいことだ。

人への憎しみは持ちたくない。

たとえ、どんなに私が傷つき

ボロボロになったとしても

人を憎みたくないと思う。

そんなことは甘いよといわれるかもしれない。

確かに、自分の子どもや親、兄弟配偶者を殺されたとしたら

犯人への憎悪で心はいっぱいになり

そのいっぱいになった心が爆発してしまうかもしれない。

私のように喜怒哀楽が激しい人が

そういう心の状態になったとしたら

自分の心にブレーキをかけることが出来ないような気がする。

ということは、

私はとても恵まれているということだ。

人を憎んだことのない私は幸せなのだと思う。

それは私が生まれてから今日までずっと

母親の愛情をたっぷりと受けてきたからだろう。

母親の愛情が足らなくて

いつも何か心の中に満たされない思いや

母の愛への渇望があったとしたら

誰かに裏切られたり、

誰かに嫌われたりした時は

自分自身ではなく

相手が悪いのだと決め付けて

相手への憎悪を大きくしてしまうと思う。

こんなことを考えていると、

やはり私はとても幸せな育ち方をしたのだと思える。

そんな私が心の病気になったのは

母のせいでもない、

やはり私自身の心の弱さが原因しているのだと思う。

あのずっと昔に味わった、

とても辛く悲しい出来事も

今は遠い所へ行っているように思う。

もし、あの時人を憎む気持ちがあったなら

今の私はないと思う。

私の心は複雑で自分でも分からないことが多いけれど、

人を憎むことが出来ない心だけは

本当に幸せなことだと思う。

母に有難うと心から言いたい。


スカーレット