スカーレットの心のつぶやき
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2005年05月16日(月) 思い出の地

昔、愛した人との思い出の地、

そこには私と彼との楽しかった思い出がいっぱい詰まっている。

私は昨日、その地を訪れた。

本当は行きたくなかったのかもしれない。

きっとあの彼の笑顔とやさしさが

私の心の中からあふれ出すだろうから。

案の定昨日行ってみたあの地には

彼の姿を追い求める求める私が居た。

でも、実際にはもう彼を見つけることは出来い。

もう二度と会うことはないから、

あの地へも一緒に行くことはない。

分かっていた。

こういう気持になることを知っていた。

なのに、昨日の私はそんな自分自身の心を試すように

あの地を訪れてしまった。

ああ〜会いたい・・・

もう一度会いたい・・・

彼と二人であのクスノキの前に立ちたい。

あの時は楽しかった。

彼も私も笑い顔しか思い出せない。

行くのではなかった・・・

彼を思い出しに行ったようなものだ。

同じ道を歩き、

同じことを思っていたけれど、

昨日、私の側に居たのは彼ではなかった。

彼の姿を一生懸命に探していた私が居た。

所詮無理だということは分かっている。

でも、できるならもう一度彼と一緒にあの地を訪れたい。

そして、もしそれが叶うのなら

彼の手をいつまでも離さないで居たい。

会いたい・・

本当にもう一度だけで良い、

会いたい・・

でも、どんなに私が願っても、

もう会えない遠い人になってしまった。

思い出の地は私にとって思い出だけではなく

彼を求める地にもなっていた。

昨日過ごした1時間だけの私の心の旅路、

その地が今の私にとって

遠い過去のものになる日は

一体いつになるのだろうか・・・





スカーレット