スカーレットの心のつぶやき
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今日は私の母の84回目の誕生日だ。
母の存在は私の中で大きなものになっている。
私は今までずっと母なしでは生きていけないと本気で思っていた。
結婚するまでの母と共に生きた33年間は、私の生きてきた歴史でもある。
言葉では言えないくらいの苦労、心配をかけてきた私。
そんな母に対して私がして上げられることが
こんなにも小さなことしかないということに
何か情けない思いがする。
母の愛は無償の愛。
偉大なる愛。
損得抜きの愛。
親不孝ばかりしてきた私が結婚して
たった一人だけれど子どもを産み、
そして育ててきた中で
いかに親、特に母親の愛が大きいかをしみじみ感じた。
私が娘にしてやったことは
母が私にしてくれたことの数分の一しかない。
精一杯したことであっても
母がしてきたことに比べたら足元にも及ばない。
でも、これは当然のことなのかもしれない。
母が私に対してしてくれたことや思いは
きっと誰よりも大きなものであったと確信できる。
私がこうして今無事に生きていることが、
母のお陰であると断言できるから。
私が何度も繰り返してきた自殺未遂、
そのたびに母は私を救ってきた。
命をかけて守ってきてくれた。
そんな母へ私は今また大きな親不孝をしようとしていた。
この数日間というものは
母への思いなどどこかへ行ってしまっていた。
自分自身の心の暗闇を見つめるだけの日々だった。
母の誕生日を祝うという
いつもなら当たり前のことなのに、
心の余裕のなかった私は
昨日、また母を悲しませることを口に出してしまった。
私の命のことを一番心配している母へ
同じ心配をかけようとしていた私。
一体、何をしてきたのだろう。
本当に情けない。
母を心配させることや
母を悲しませることだけは絶対にしたくないと思っていたのに・・
今日の母の誕生日は、私の心の誕生日にしよう。
もう考えないで前を向こうと思う。
母に対する私の思いを口にこそ出さなくても
そっと心の中で言おう。
「誕生日おめでとう、いつまでも元気で長生きしてね。」
昨日描いて出した私の絵手紙、母は喜んでくれるだろうか。
スカーレット
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