スカーレットの心のつぶやき
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2005年05月04日(水) 記憶

記憶というものは有り難いものだ。

あれほど辛く悲しく死にたくなったことがあっても

月日が経つに連れて思い出に変わっていくのだから。

でも、何年経っても心の奥深くに居座っている悲しみもある。

それはまるで大きな石の塊のように私の心にある。

あれからどのくらい人を愛しただろう。

どのくらい恋をしただろう。

でも、いつも空虚だった。

心が満たされなかった。

あの時に私の思いをぶつけていたらよかったのかもしれない。

それをしなかったから不完全燃焼のまま今に至っているのだろう。

私の心の中にある石の塊を取り除くことができたら

きっと私の心も晴れるのだと思う。

でも、これは誰かに取り除いてもらうべきものではない。

自分自身が取り除いてやらなければどうしようもないことなのだ。

分かっている。

よく分かっているのだ。

でも、それができない情けない私が居る。

いつになったら、少しは大人になれるのだろう。

いつになったら心の中の塊を取り除くことが出来るのだろう。

耐えるしかないのか・・

それとも忘れるのが一番なのか・・

今も私の心の中には暗く重い石の塊が存在している。


スカーレット