スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
記憶というものは有り難いものだ。
あれほど辛く悲しく死にたくなったことがあっても
月日が経つに連れて思い出に変わっていくのだから。
でも、何年経っても心の奥深くに居座っている悲しみもある。
それはまるで大きな石の塊のように私の心にある。
あれからどのくらい人を愛しただろう。
どのくらい恋をしただろう。
でも、いつも空虚だった。
心が満たされなかった。
あの時に私の思いをぶつけていたらよかったのかもしれない。
それをしなかったから不完全燃焼のまま今に至っているのだろう。
私の心の中にある石の塊を取り除くことができたら
きっと私の心も晴れるのだと思う。
でも、これは誰かに取り除いてもらうべきものではない。
自分自身が取り除いてやらなければどうしようもないことなのだ。
分かっている。
よく分かっているのだ。
でも、それができない情けない私が居る。
いつになったら、少しは大人になれるのだろう。
いつになったら心の中の塊を取り除くことが出来るのだろう。
耐えるしかないのか・・
それとも忘れるのが一番なのか・・
今も私の心の中には暗く重い石の塊が存在している。
スカーレット
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