スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
春は別れの季節でもあり、また出会いの季節でもある。
人生の中で誰かと別れることはとても辛い。
もう二度と会えないのかと思うと悲しくなる。
でも、神様は忘れるということと、
思い出に変えるという二つのものをプレゼントしてくれた。
今までの私の人生の中でも色々な別れがあった。
一生の心の傷に残るものもあれば、
薄っすらとしか覚えていない別れもある。
正直言って忘れていることの方が多いような気もする。
その時は悲嘆して食事も喉に通らないこともあった。
二度と外へ出たくない、
蒲団の中に入っていつまでも居たい・・
なんて思ったこともある。
でも、私は立ち直りが早いのかな?
それとも神様が私を見捨てないのかな?
すぐに違う出会いのチャンスが訪れるのだ。
一生のうちでとても大事な出会いというものがある。
生まれてきて両親と出会うこと、
幼い頃に出会った近所の幼馴染、
学校で知り合った友人、
そして、人生を左右することにもなる先生との出会い。
私には幸か不幸かそんな先生との出会いはなかったけれど、
この先生に出会ったからこそ、今の自分が居ると感じる人も居るだろう。
そんな人ってとても幸せな人だと思う。
若い頃に経験した恋人との出会いは、
人生の中で一番華やかで、ステキな出会いかもしれない。
たとえその恋が実らなかったにせよ、
今でも私の心の中ではとても大切な思い出になっている。
そして、夫との出会い。
今思うとこの出会いこそが
私にとって一番大切な出会いだったのだ。
それが、年月を経る毎に段々とそんな思いが消えているような気がする。
淋しい気もするが、
これが同化したということなのだろう。
居て当たり前の人になってしまったことは
私には新鮮には感じられない。
もっともっとステキな人が居るのでは?と何度思ったことだろう。
夫もきっと同じように感じているに違いない。
出会いは人生の宝物だと思う。
あなたと出会えたからこそ今の私が居る。
そんな風に夫の前で言える私になれたらどんなに良いだろう。
父の病院へ行く途中の桜の木を見ながら
ふとこんな出会いについて考えてしまった。
スカーレット
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