スカーレットの心のつぶやき
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2005年01月03日(月)

人の命の重さに変わりはない。

たとえそれが生まれたばかりの元気な赤ちゃんであっても

また反対に年老いて病に臥せり、

残り少ない命の炎を燃やしている人であっても・・・

それはよくわかっているのだが、

やはり赤ちゃんを見ていると

私自身の中にとても強い力が沸いてくるのを感じる。

昨日夫の実家に新年の挨拶に行った時、

ちょうど夫の姪が生まれて4ヶ月になる赤ちゃんを連れてきていた。

本当に可愛い女の子だった。

無邪気な笑顔を見ていると、

私の娘が赤ちゃんの時のことを思い出していた。

あの頃の私は自分が母親になったばかりで夢中だった。

それまでは自分のことばかり気にしていて

人のことなど二の次に考えていた私が

まるで嘘のように変わった。

私の体のことなど何も気にならなくなった。

母親になるということが

こんなにも女の人を強くするものかと不思議に思ったものだ。

昨日の姪を見ていて同じことを思った。

ついこの間までのあの甘えた姪の姿からは想像も出来ない姿だった。

まさに母は強しの言葉どおりだった。

新しい命というものはこんなにも周りの者たちを強くするものなのだ。

明るくするものなのだ。

命の尊さ、命の強さ、

今、私は父は命のことを思う。

あの元気だった父が見せる気弱さ、

淋しげな横顔を見るたびに

もう一度あの元気だった頃の父に戻って欲しいと心から思う。

私の今のこの元気な心を父に上げたい。

命の炎をもっともっと強く燃やしてあげたい。

命の輝きを父にも感じて欲しい。

父との時間を大切にしたい。

父の命に私の命の炎を足すことが出来るならば

私の命が短くなっても何も後悔はしない。

父のためにできる限りのことをしてあげたいと心から思う。






スカーレット