スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
私は今まで人との出会いを大切にしてきた。
出会いは奇蹟にも近いことだと思うから。
今まで私が出会った人に心から感謝している。
昨日はあのパン屋のまことやさんの「誠さん」から
毛筆の手書きの色紙と、
別に手紙が添えられて送られてきた。
先日の私の新聞のエッセイを見てくれたらしい。
姉に私の住所を問い合わせてくれて、
本当に心のこもった色紙と手紙が届いた。
脳梗塞の後遺症で半身不随になり、
今も車椅子の生活をしながら
パン屋の店頭に座っている。
不自由な手で墨をすり、
訪れる人たちにご自分で書かれた詩やことばを差し上げている。
にこやかな誠さんの笑顔に接すると、
どんなに心が暗く、落ち込んでいる人でも
生きる意味や生きる勇気を考えたりもらったりして
元気で明るい笑顔で戻っていくと言う。
人生には、別れの数ほど出会いがあるという。
私が今まで出会った人の中で
私の人生を左右することになった人が数人居る
その人たちそれぞれのことは今も忘れることができない。
私にとって一番の出会いは娘だ。
娘と出会ったことは私のそれからの人生を大きく変えた。
結婚も勿論人生の中で大きな出会いの一つであるけれど、
やはり自分の子供を持つということは最大のものだと思う。
娘と出会ったことを思うとき
やはり私の中で夫の存在が大きい。
夫と出会えなければ娘とも出会えていない。
そんなふうに思っていると
何かとても不思議な気がする。
もし、私が夫ではなくほかの人と結婚し、
子どもを産んでいたとしたら
私は娘には出会わなかった。
今の私にとって娘は生きがい以上のものになっている。
小さい頃のような「私のもの」というのではない。
でも、やはり娘の存在を考えずに私の人生は語れないようになった。
勿論、私の人生の中で
娘以外の大きな出会いも沢山ある。
悲しい結果になった出会いもあった。
あの時、彼と出会うことがなければ
今の私は存在しないと思うような出会いも。
彼とは結ばれることはなかったけれど、
私にとっては一生忘れることのできない人であることは確かだ。
そして、夫。
夫とはお互いに空気のような関係になっているが、
あの時の胸のときめきを今でも思い出すことがある。
あの時のあの二人の時間を今思い出してみたい。
出会いというものの意味を考えるとき
それはとても重要なものになってくる。
私にとってはとても大事な出会いだ。
他にも色々な出会いがあったけれど、
私が今まで生きてきた思い出の中で
楽しいことだけを覚えていたい。
出会い、人との縁を大切にしたい。
誠さんがいつも言っている「感謝の心」を大切にしたい。
今までの私を支えてくれた人たち皆に有難うと心からの言葉を言いたい。
スカーレット
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