スカーレットの心のつぶやき
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2004年09月19日(日) 純愛

こんな年になって、

純愛などということを言うと、

笑われるかもしれない。

今、冬のソナタが大ブレイクしている。

中年以上の女性に受けているそうな。

その言葉通り、

私の母もヨン様の大ファンだ。

彼の話になると目が生き生きしてくるのが分かる。

そして、そんな母を見ていると

思わずにっこりしている私が居る。

私はTVでの放映は見ていない。

でも、あまりにも母が良いというので、

本を母に貸してもらって上下巻2冊読んだ。

まさに純愛だった。

今の世の中ではちょっと考えられないような純愛ドラマだった。

でも、私の心には確かに何か響いてくるものがあった。

純粋に人を愛すること、

一人の人を愛し続けること。

読み終えた私の心は言葉では言えない、

何かとてもクリアな感動を味わった。

「ああ〜私はこういう恋愛を求めていたのだ」と思った。

主役のヨン様が良いのではない。

あの2人の心に流れる純愛に惹かれた。

私にもたった一人忘れることができない人が居る。

彼とは結ばれることはなかったけれど、

私の心の中で一生生き続ける人である。

永遠の人でもある。

もし、彼と結婚していたら、

きっと今のような気持にはなっていないと思う。

結婚できなかったからこそ、

今でもこうして彼のことを

思い続けることが出来るのだと思う。

彼と別れてからの私は死んだのと同じ状態だった。

あんなに人を愛することはもう二度とできないと思う。

今の私は抜け殻と同じで、

ただ毎日形のある生活の中で、

時間と共に流されているだけに思える。

心はうつろ状態なのかもしれない。

そして、これが今の私の本当の心のような気がする。

50歳を過ぎても尚、

純粋な愛に憧れる私は可笑しいのだろうか?

人を心から愛することは、

その人の全てを受け入れることができること、

良いことも嫌なことも全て認めることが出来ることだと思う。

私にとってそれが出来るのは、

やはり今の夫ではなく、

私の心の中で生き続けている彼だけなのかもしれない。

こんなことを言うと、

きっと「今更何を言っているのか!」と

お叱りの言葉を受けるだろう。

でも、現実なのだからどうしようもない。

もし、私がもう一度純粋に夫を愛することができたら、

私の心もきっと晴れやかなものになるのだと思う。


スカーレット