スカーレットの心のつぶやき
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2004年06月30日(水) 時間

早いもので今日で6月も終わりだ。

この間お正月の挨拶をして、

桜が咲いて綺麗ねと言っていたのに、

もう今年も半年が過ぎてしまった。

つくづく時の経つ早さを感じる。

今は早いと感じる時間も、

私が子どものころはとてつもないほど長かったように思う。

早く日が経てば良いのにと何度思ったことか。

大昔から今まで時間は、

同じように流れているはずなのに、

どうして幼い頃は時間の経つのが遅く感じられたのだろう。

時間は同じ時間でも、

時には嘘のように短く感じる時と、

反対に途方もないくらい長いと感じる時がある。

例えば、自分が辛い、悲しいと感じる時間は長く、

楽しい時間は短く感じられる。

悲しみに耐えている時間は長く、

幸せだと感じる時間はとても短く感じられる。

昔、恋人とどこかへ行った時のことを思い出してみよう。

この幸せな時間が永遠に続けば良いと誰も思う。

でも、時間は二人の思いをよそに確実に進む。

そして別れの時がすぐに来る。

昔見たTVで「時間よ止まれ!」と叫ぶ少年の姿を覚えている。

もしもこの、幸せな気持ちのまま時間が止まったら、

どんなに良いだろうと思った。

大好きな人と過ごす時間は永遠につながっているという、

愛の錯覚が生む気持ちなのかもしれない。

反対にどこかが痛むとき、

その痛む時間の長さは本当に長く感じる。

実際に測ったとしたら数秒の痛みでも、

感じるのは数分の痛みだ。

辛さや悲しみは自分自身には必要ないものだから、

少しでも早く去って欲しいと願う。

だから余計に長く感じるのだろう。

こうして今、

時の過ぎるのが早く感じられるということは、

考えようによれば、

今の私自身が幸せな日々を送っているからかもしれない。

年をとると時間の経つのが早く感じる人は、

昔よりも今の自分が良い時間を過ごすことが出来ているのかもしれない。

そう思うとなんだかちょっぴり嬉しくなってくる。

そして時の流れを少しは受け入れることが出来る。

私は今きっと幸せなんだ・・・





スカーレット