スカーレットの心のつぶやき
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中村天風先生の言葉の中で「情味」と言う言葉がある。
情味とは広辞苑によると
「あじわい、おもむき」
「人間らしい思いやりやあたたかみ、人情味」と書いてある。
本当にこの情味という言葉には意味がありそうに思う。
中村天風先生の言葉とは、
「活きるということの努力のみに追われて、
生活の中の情味というものを味わわないと、
人生はどんな場合にも真の活きがいというものを感じない。」
という言葉である。
毎日の生活は楽しいことばかりではない。
寧ろしんどいと思うことや、
悲しい辛いと感じることの方が多いかもしれない。
でも、何か自分で喜びを見つけると、
そのしんどいと感じる気持ちも少しは違ってくると思う。
何も感じないで毎日を暮らしていると、
自分が何のために働いているのかが分からなくなり、
やがては人生に疲れてしまう。
でも反対に、どんなにしんどくたって、
自分の心が楽しいと感じるのなら生きていける。
それこそ情味だと思う。
働くために生きるのではなくて、
生きるために働きたい。
どんなに小さなことでも良い、
生きる喜びを感じたい。
生きていて良かったと思える瞬間がほしい。
いくら辛くても生きていけるという楽しみがほしい。
散歩の途中での道で綺麗な花を見つけて、
「ああ綺麗だなあ・・」と思える気持ち。
労働の後、好きなビールを一杯飲んだ時に感じる、
「ああ〜美味しいな、嬉しいな」と思う気持ち。
気の合う友と会って心のままを素直に話をして、
「ああ〜やはり友っていいなあ・・」と思える気持ち。
こういう気持はどんなにささやかなものであっても、
その人にとっては幸せに感じる気持ちだと思う。
そしてそんな気持ちを感じることが、
生きていく喜びに変わるのだと思う。
不満や不平ばかりをいうのではなく、
悲しいと涙にくれるのでもなく、
自分が楽しい、生きていて良かったと
思えるものを見つけたいものだ。
そしてそういう気持を積極的に重ねていくことで、
人生が素晴らしいと感じるものに変わっていくのではないかと思う。
スカーレット
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