スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次|過去|未来
「百聞は一見に如かず」と言う言葉がある。
本当にそうだとつくづく思った。
神戸ではフジ子・ヘミングのコンサートを聴き、
実際にフジ子をこの目で見ることができた。
TVや本では話を聞いたり見たりしていたけれど、
彼女がいかに可愛い女性であるか!を改めて感じた。
見た目が可愛いというのではない。
でも、女性から見てもとても可愛い人だと思った。
自信たっぷりの人だと思っていたが、
何かちょっとはにかんだような
照れたようなそんなしぐさがとてもチャーミングだった。
演奏はいつもCDで聴いていたのと同じ
リストの「ラ・カンパネラ」を聴けた。
まるで、鍵盤の上で10本の指が踊っているような気がした。
彼女の魔法にかかったかのように思える指が鍵盤の上を動く。
そしてあの素晴らしい音色を奏でる。
彼女の魂を感じた。
涙が出た。
会場はしーんと静まり、彼女の奏でるピアノに魅了された。
多分皆の心が一つになっていたと思う。
弾き終えた後に湧いた割れるような拍手と歓声。
彼女の全身で奏でられた魂の響き。
私が彼女の演奏を生で聴くことが出来るのは
これが最初で最後になるかもしれない。
私は一生忘れることはないと思う。
スカーレット
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