スカーレットの心のつぶやき
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| 2004年03月26日(金) |
友遠方より来る亦楽しからずや |
突然の電話。
「もしもし、私○○、お久しぶり」の声に吃驚した。
一瞬誰か分からなくて絶句。
でも、数秒して「ああ〜〜○○ちゃん!」と気づく。
なんと声を聞くのは20年ぶりだった。
私が結婚する前に大衆演劇にはまっていた時期がある。
生きがいにも近い気持ちがしていた。
三日に上げず芝居を見に行き、
ある劇団の座員だった彼女と知り合った。
彼女は芝居も踊りも歌も上手いとか言えなかったが、
それでも何か感じるものを持っている子だった。
あの頃は確か15歳中学を卒業したての頃だったと思う。
舞台から降りて素顔の彼女はまだ少女のあどけない顔をしていた。
何故か気が合ってプレイベートな話もするようになった。
私が結婚後もこちらに来る時には見に行き
付き合いは続いていた。
ある日劇団で休みをもらえるという彼女を
夫に頼んで夜一緒にボーリングや食事に行った。
いつもは大人びた彼女が心から楽しそうに過ごしてくれたのは
夫も私もとても嬉しかった。
大街道のこまどりでカレーを食べた。
あの時のカレーの味は彼女には忘れられないものになったはずだ。
生い立ちを聞くと、私が経験しない色々な苦労をしていた。
彼女の境遇に同情はしなかった。
それほど彼女には強さがあった。
でも、時々見せる淋しそうな表情を忘れることはできない。
その後彼女は劇団から逃げ出し行方不明に。
でもひょんなことから私に連絡があり、
元気で東京で暮らしていること、
結婚もして幸せになっているという便りも聞いた。
そんな彼女からの突然の電話だったから驚いた。
5月の中ごろに恩人のお見舞いに松山に来ると言う。
その時に会いたいと言ってきたのだ。
私は勿論直ぐにOKした。
そして携帯の番号やアドレスの交換をしてメールももらった。
来月に会えることが待ち遠しくてワクワクしていると言う。
私も同じ気持だ。
彼女にはまた新しい楽しい思い出を作って欲しい。
そんな彼女のためにも私自身が幸せな顔を見せなければ!
スカーレット
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