スカーレットの心のつぶやき
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今日、前から母と行こうと約束していた映画に行ってきた。
なかにし礼さん原作の「赤い月」だ。
単行本の時には読めなかったが文庫本になったので
上下二冊を8時間ほどで読み終えた。
戦争を体験していない私にとっては
想像するしかできない世界だ。
でも、戦争の悲惨さや馬鹿らしさ、
満州への夢を果たしながらも結局は崩れ去ってしまった喪失感、
自分の心のまま行動をした女性の生き方。
色々なことが本を読みながら私の脳裏に浮かんできて、
母の満州での体験を合わせてとても期待して見に行った。
でも、2時間で本のあれだけの世界を映し出すことは
到底無理な話だったのだろう。
満州の大地に沈む真っ赤な夕日や
広大な自然、目にも鮮やかな花々の映像は
映画だからこそ味わえた世界だと思う。
こんなものか!と落胆すると共に、
本でしか味わえない感激をもう一度新たにした思いがした。
スカーレット
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