スカーレットの心のつぶやき
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2004年02月23日(月) こんなものか!

今日、前から母と行こうと約束していた映画に行ってきた。

なかにし礼さん原作の「赤い月」だ。

単行本の時には読めなかったが文庫本になったので

上下二冊を8時間ほどで読み終えた。

戦争を体験していない私にとっては

想像するしかできない世界だ。

でも、戦争の悲惨さや馬鹿らしさ、

満州への夢を果たしながらも結局は崩れ去ってしまった喪失感、

自分の心のまま行動をした女性の生き方。

色々なことが本を読みながら私の脳裏に浮かんできて、

母の満州での体験を合わせてとても期待して見に行った。

でも、2時間で本のあれだけの世界を映し出すことは

到底無理な話だったのだろう。

満州の大地に沈む真っ赤な夕日や

広大な自然、目にも鮮やかな花々の映像は

映画だからこそ味わえた世界だと思う。

こんなものか!と落胆すると共に、

本でしか味わえない感激をもう一度新たにした思いがした。



スカーレット