スカーレットの心のつぶやき
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2004年02月16日(月) 親孝行の真似事

いつの頃から母を見てなかったのだろう?

あれほど母が大好きで、母なしでは生きていけないと思っていた私が、

この1年母を本当に見ていなかったことに気づいた。

私の心が母以外に向いていたから・・

母のことは気になりながらも、

自分の楽しみだけに目を向けていたように思う。

「もしも母が・・死んだら・・」と思うと夜も眠れなかった私。

今日母を松山の歯医者と眼科医、そして循環器科へ連れて行った。

道中の車の中で、本当に久しぶりに母と話しをしたような気がする。

母は最近また坐骨神経痛が出ているという。

こんなことも知らなかったのか!と思うと、

本当に情けなく、またとても悲しかった。

母には私が生まれてから今までずっと苦労のかけっぱなしだった。

母に思いもかけぬ孫を見せてあげることができたのが

私の最大の親孝行だと母は言った。

私が母にしてあげられることと言ったら、

車を出すことしかない。

私に出来る本当に小さな、親孝行の真似事だ。

松山へ外出の時はいつも母と一緒だった。

買い物も、美容院も、病院も・・・

だけど、この一年は母と一緒に出かけても

母のことを見ていなかった私だった。

母も今年は83歳になる。

いつどんなことが起きてもおかしくない年齢だ。

後残された母の人生の中の、私ができる親孝行、

それは私が元気で家族が仲良くすることに尽きる。

それは決して母のためではなく

私自身のためでもあるのだ。

今までのこの一年間の浮ついていた私を思うとき、

恥ずかしくてたまらない。

母を愛し、母のために出来ることなら

なんでもしたいと願っていた私は何所へ行っていたのだろう?

今、私自身がこのことに気づいたのは

きっと神様が気づかせてくれたのだと思う。

親孝行の真似事でも良い、

私のできることを母にしようと思う。

そして、母との共有できる思い出をいっぱい作りたいと思う。

母のために、否私自身のために!


スカーレット