スカーレットの心のつぶやき
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2004年01月27日(火) 残酷さ

人はどこまで残酷になれるのだろう?

中学三年の男子が親からの虐待を受け意識不明の状態だ。

虐待を受けていたこの男子は体重が24キロにまで減少し、

極度の飢餓から脳萎縮による脳障害を起こしていた。

また床ずれによって腰の一部分が壊死していたという。

中学三年生といえば、一番の食べ盛りだ。

特に男子なら食欲も旺盛だ。

そんな子が食べものも与えられず、痛いも言えず、

辛さも悲しさも、そして空腹さえも訴えることができないで、

部屋の中に放置されていた。

まさに地獄だと思う。

地獄よりもひどい生き地獄だ。

戦争で食べるものがなくひもじい思いをしていたのではない。

今のこの飽食の時代に、

何も食べることができないなんて信じられないくらいだ。

この親には親としての自覚や子供への愛情はなかったのだろう。

子供が欲しくても生まれない夫婦はいっぱい居る。

子供は親を選ぶことはできない。

貧乏でもいい、何もなくてもいい、

親から愛されていれば子供は間違いなく育つ。

甘やかすのではなく正しい躾は必要だと思う。

でも、今回は躾の範囲のことではない。

本当に殺人だと思う。

この父と母にも、息子が味わった思いをさせてやりたいと思う。

目には目をではないが、

わが身に起こらなければ一生わからないまま過ごすのではないだろうか。

かわいそうの言葉では簡単に片付けられないことだと思う。

鬼畜という言葉のとおりの親だ。

もしも命は助かっても生きる勇気もないだろうし、

思考力さえないこの男子が

死なないでこれからの人生を歩いていけるように、

様々な形で力になりたいと思う。

そしてこの男子が命を落とすことなく、

また時間がかかっても良いから

少しでも快復して笑顔が見える日が来ることを心から祈りたいと思う。


スカーレット