スカーレットの心のつぶやき
つぶやき 目次過去未来


2003年02月22日(土) 春はもうそこまで

朝久しぶりにいつもの散歩のコースを歩いてみた。

最近は寒さも手伝ってご無沙汰していた道だ。

冬は北西の風がきつくて、寒さで体を硬くして歩いていたのに
今は風を受けても、顔をそらさずにまっすぐ歩いていける。

この朝の30分は、私にとって一日の中でもとても貴重な時間だ。

だって、この30分は私が私のためだけのことを考え
私だけのために費やしている時間だから・・・

頭の中は色々な思いでいっぱい。
今晩のおかずは何にしようか?
今日はどんな一日にしようか?
と思うこともあれば、
歩く道の端の家の庭を見ながら、季節の移り変わりを感じる
こともある。

夜空が少しずつ白みかけて、白い月が空高くに見える頃
新聞配達の自転車や、牛乳配達の車が
朝の仕事を始めている。

この間まで真っ暗だった時間が今は朝を迎えている。

家々の部屋の明かりを見るたびに、何故か胸が熱くなる。

生きているという実感がわいてくる。
生活しているのだなあって妙に感動を覚えるのだ。

人は一人では生きて行けない。

これは絶対にそう思えることだ。

時には誰にも会いたくなくて、誰とも話もしたくなくて
一人になりたいと思うときもある。
でも、それは自分の周りには確実に誰かが居てくれると
信じているからだと思う。

本当に一人になった時、一人が一人ぼっちになってしまったと
いう思いになるだろう。

一人と一人ぼっちは違う、感覚的に違う。

一人は周りの人が居て、自分から一人になっていると言う感じ。
一人ぼっちというのは、自分の周りに誰も居ないか
もし居ても誰からも疎外されているという孤独感を伴う。

一人になりたいとは思うけれど、一人ぼっちは淋しいし、悲しい。
一人ぼっちは嫌だ!!

一人で生きていくことができないのなら、多少のことには
目を瞑って、相手に合わすこともしながら、
その上で、自分をしっかりと見つめて、自分しかないものを持って
自分の道を歩いていきたい。

たまには道に転がっている石に躓いて転ぶこともあるだろう。
脛に擦り傷を負って、血を流すこともあるだろう。

でも、傷はいつかは治るものだ。
肉体的な傷は勿論、心に大きな傷を受けて
もう二度と立ち上がれないと思っていても
月日が経っていくにつれて
きっとその心の傷も癒されていくと思っている。

だから、後ろを振り返らず、済んだことをいつまでもくよくよ
しないで、前を向いて、今の一歩を大事にして歩いて行こう。

私の歩く道には、もう春はそこまでやってきているはずだから・・・


スカーレット