2008年08月24日(日)
| ■ どのシネコンも子供だらけというのが気に入らない。 |
今さら楽しかった夏休みでもないので、 例によって前回以降に観た映画と読んだ本。
「ジャージの二人」。 この時期、どのシネコンも子供だらけというのが気に入らないぼくにとって、 恵比寿ガーデンシネマはたいへん居心地のよい映画館。 しかし、堺雅人、人気ですな。彼が動いて、なんか喋って、 そいでちょっと照れたように笑ってくれたらそれでいいやって人向け作品。 内容の感想を述べる気は、どうもぼくにはないようです。
「スカイ・クロラ」。 悪い評判が多く聞こえてくるなか、どんだけつまらないか 自分の目で確かめてやろうじゃないかと、ほとんど予備知識なしに。 で、オープニングの音と映像の美しさにいきなり引き込まれちゃいました。 全然つまらなくもなかったし。意味不明でもなかったし。 ただ、主人公のあごのラインと、オトナの女性が魅力的でないのはいただけない。 あと、草薙より三ツ矢がぼかぁ好きだな(笑)。
「落語娘」。 「ちりとてちん」とカブッてしまったので、そのほとぼりが冷めるのを待っての公開? 怪談噺の再現フィルム(?)にちょっとダレたけれども、おおむねオキニ。 なんとなれば、ぼかぁミムラが大好きなので。 師匠の高座を袖で見守る姿にぐっときました。
読み終えたのは、宮部みゆき「おそろし」。 ああ、もう、うまいわ、感心するわ。 この会話の進め方。ちょっとした気づかいの表現。 機微を文字にしていくとはこういうことなのだろう。 そして、なんとビジュアル的なラスト。 映画になりますか、これ。アニメになったりしますか、これ。 どちらにしても、頑張れ脚本家。
さて、タダ券というか、より正確にはタダで映画を1本観る権利、タダ権ゲット。 思いっきりしょーもなさそうな「ハムナプトラ3」も、タダなら腹立たないか?
|