2008年03月31日(月)
ぼくが猫撮りしているところに居合わせて、「もしかしてまるこめさんですか?」 と話しかけることが夢だと言ってたその人がはるばる江ノ島にやってくると聞き、 勇んで出かけたのはなにを今さらな先々週土曜の話。
ただ江ノ島というだけで場所はあいまい、時間未定。しかも、お互い容姿不明。 こんな待ち合せとも呼べないいいかげんなことで出会えるわけがないとわかっていても、 行かなきゃ一生後悔する。同じ日、同じ場所にいたという事実が大事。
もっとも、ぼくには自信がある。 同じ場所に居合わせたりすれ違いさえすれば、必ずやぼくはソレと悟られる。 見ればわかる、納得する。その瞬間、はたとわかる。 まるこめ以外の何者でもないぼくに。
というわけで、とにかく人目につきたいぼくは いつものように寄り道、というか左折せず、メインコースをずんずん行く。 というのは嘘で、行く先々で猫に待ったをかけられつつだらだら行く。 ずんずんだらだら、ときにひぃひぃ2往復。そろそろ上りがきついお年頃。
結局、会いたかった人には会えなかった。 会えなかったがしかし、同じ屋台で腹ごしらえし、 同じ猫を撮っていたことが後日わかった。 相次いで現れたぼくらを、屋台のおっちゃんとあの猫は知っている。
このすれ違いぶりがなかなかどうしてロマンスだが(ロマンスなのか)、 すれ違いでよかったかもしれないともちょっと思う。 だってなー、むこうはカップルですぜ。 声かけられた後のこと、いろいろ想像すると照れますがなー。わははー。
今年初の江ノ島物語でありました。
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