2007年12月17日(月)
東京国際フォーラム。中島みゆき。 マダムは何度か夜会に出かけているが、ぼくが中島みゆきを観るのは、 『愛していると云ってくれ』が出てしばらくの大阪サンケイホール以来、実に! ……何十年ぶりだかは計算したくも書きたくもない。
観客の年齢層、高っ! 映画「武士の一分」を観にいったときのことを思い出したが、 いやー、そこまでは高くないか。 「ラスト・サムライ」ぐらい?
あぁ、でも、しかし。 最も美しく歳を重ねた50代であることよなぁ、中島みゆきは。 「アザミ嬢」はもちろんのこと、「悪女」を歌っていた頃でさえ、 後年の彼女がこれほどの声と美貌を獲得するとは誰が想像できただろう。
何曲かでステージの明かりがにじんで見えた。 うち1度なんて、頬を涙が伝って落ちた。
そんななかでも、ちゃんとマダムのことは観察していた。 いつもは腿の上でする拍手を、昨夜の彼女は口許の高さでしていた。 中島みゆきの去り際には、ステージに向かって手さえ振ってた。 マダムが楽しんでいるのはいい。 マダムが高揚しているのはすごくいい。 マダムがシアワセなのは一番いい。
次回ツアーのチケットもきっと当てねば。 そいで、今度は「ローリング」とか「山猫」とか 「はじめまして」とか「熱病」とか歌ってくでっ!
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