2006年12月09日(土)

■ 2年はつきあえないんじゃないかと思う。

アエラロックハードを一通り読み終えた。
東郷かおる子インタビュー、これ、ぼくには非常におもしろかった。

後に彼女が編集長を務めることになる「ミュージック・ライフ」は、
ぼくにとっての最初の音楽誌だった。
インタビューで語られていたCCRやフロイド来日時の記事は、
添えられた写真や、キャプションの誤植とともに、しっかり記憶に残っている。

【誤植の例】
誤 デイヴ・ギル印
正 デイヴ・ギルモア
ちゃんと校正しろよ(笑)!

彼女が編集長になった頃だったろうか、
ここにあるのは芸能であって音楽ではないと、
やがてぼくは「ミュージック・ライフ」から離れてしまうのだが、
10代半ばの数年間、ぼくの音楽生活は文字通りこの雑誌とともにあった。

などと思い返してみると、
こと音楽に限らず、専門誌というのは学校に似ているんじゃないかと思う。
いつか卒業するときがくるのだ、きっと。
しばらく留年することはできるが、はじき出されるときは来るのだ、必ず。

最近、ぼくはカメラ雑誌を手に取ることが多いのだが、
季節ごとに同じテーマが繰り返されてきたことはすでに見え見えだ。
同じレベルの同じ雑誌に2年はつきあえないんじゃないかと思う。

こうしてみると、某巨大匿名掲示板も学校と同じなのだろうなぁと思う。
きみは在学中か。


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