2006年01月13日(金)

■ オチが甘いのは許さない。

そして、も少し本を読む。
と、ぼくは新年の抱負のひとつに挙げたのだった。
その補足。新作ハードカバーを月に少なくとも2冊は読む。
読もう。読みたい。なるべく。できるだけ。

というわけで、今年最初の1冊は、
去年からずっと気になっていた中村航「100回泣くこと」。

確かに主人公は100回泣いたかもしれないが、
ぼくはしーんとした気持ちになっただけで1度も泣けはしなかった。
唯一泣きそうになったのは、冒頭、犬が死にそうだと実家から連絡があり、
主人公がそれを拾ってきた頃を回想する部分。

それで泣かそうとするのはずるいんじゃないか。
というか、それで泣かされたんじゃ不本意だ。
というか、作者が意図した100回泣く部分は絶対にそこじゃないわけで。

気を取り直して2冊め。歌野晶午「女王様と私」。
なーんか。タイトルがいいじゃありませんか。ぐふふ。
口調がかわるのが変ですか。危ないですか。
いえいえ、ワタシはけっしてそのような趣味の者ではありません。ふはは。

これはいい。これは面白い。テキストでないと表現できない世界。
映像化したらたちまちネタバレ。キャスト発表しただけでネタバレ。
小説ならでは、文字ならではのこういう話の進め方、好きです。

と書きながら、まだ120ページばかり残ってますが。
先が知りたくてわくわくしておりますが。
こんなとき、一気読みせず、わざと1拍おくタイプ。
これでオチが甘かったら許さんもんね。


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