| 2011年12月22日(木) |
八幡洋『あなたの話は、なぜまわりくどいか』 |
八幡洋『あなたの話は、なぜまわりくどいか』
メモ。
「今度は、私のほうが驚く番でした。このご主人は、合理的でありさえすれば、万人がそれに賛成するはず、と固く信じていたのです。」(p159)
「とりあえず、このような主観を問われているのに論理的分析をもって答えとしてしまうという話し方を、『ズバリ感情を表明するよりも論理的分析を行うトーク』とニックネームしておきましょう。」(p162-163)
「私たちは『箇条書きにさえすれば、コンパクトでわかりやすくなる』と考えがちです。」(p168)
「これも、彼らの完全主義からくる現象です。つまり、間違いのないことを求めるあまり、逆に、すべてのことにおいて断言できなくなる、という現象です。」(p191)
完全主義な強迫性性格者の大きな問題は、優柔不断。
細かいところにこだわりすぎて、「木を見て森を見ず」になりがち。
「彼らは、『それをやることによってどんな有用なアウトプットが出てくるのか』ということで、自分のすべての行動を測ろうとする傾向があります。」(p217)
「お前はもうできている」(p223)
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