| 2011年11月04日(金) |
ウイリアム・グラッサー/カーリーン・グラッサー『結婚の謎』★★★☆☆ |
 ウイリアム・グラッサー/カーリーン・グラッサー『結婚の謎』
メモ。
「したがって、私の結論はこうです。多分鳥類および哺乳類にとって、楽しみはある種の行動に対する遺伝的報酬だ、ということです。(略)私たち人間は、一生涯学び続ける存在です。そこで私たちは一生遊び続けることになるのです。」(p75)
「ここで重要なことは、自分たちが楽しむためには、外的コントロールを取り除く必要があるかどうかを検討することではありません。まず何よりも、何かを一緒に楽しむことです。楽しくなれば、外的コントロールは自然と減っていきます。そして、減っていけばいくほど、もっと楽しくなります。結婚関係では楽しみこそ、最も確かな『双方勝利の取り組み』なのです。」(p78)
「あなたが将来の配偶者と何よりも比較しなければいけない重要な欲求は、『愛と所属の欲求』と『力の欲求』です。」(p161)
「私たちは常に、それが効果的なコントロールかどうかは別として、自分自身の人生を常に思いのままに操作はしています。」(p197)
幸せな結婚をするためには、効果的なコントロールを選択することが必要。
落ち込み行動を選択する時の三つの理由。 「(1)怒れば物事をさらに悪くすると分かっているので、怒りを抑制しようとする。(2)夫か誰かがあなたの言うことを聞いて、助けてくれるのを期待する。(3)もっと効果がある事柄や、夫と別れるといった多くの労力を必要とする事柄をしないで安易に済まそうとする。」(p202)
他人に、だけではなく、 「『七つの致命的習慣』を自分自身に使うことはないのです。」(p242)
「もし精神的健康と呼ばれるものが存在するとすれば、私にとって、精神的健康とは自分自身を笑って楽しめる人であることです。」(p251)
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