| 2011年09月16日(金) |
泉正人『「仕組み」整理術 』★★★☆☆ |
 『「仕組み」整理術』 泉正人
メモ。
「『仕組み』とは、 『誰が、いつ、何度やっても同じように成果が出せるシステム』のことをいいます。」(p5)
「本書の目的は、 『仕事を整理する「仕組み」を作り、そのノウハウを身に付け、あなたの成長へとつながる大切な「時間」を手に入れること』にあります。
「『整理できない人』は、単にコツを知らなかったり、整理のルールが決められていないだけなのだと思うのです。」(p27)
「『仕組み』は導入して、継続してできるようになるまでに、ほんの少しだけ手間がかかります。」(p35)
「[『仕組み』整理術]の原則 ・基本は「統一化」「一元化」「自動化。」 ・ルールを設け、徹底して実践する/ ・ムダな時間を削減することを目指す。 ・整理しすぎない。 ・整理した時間を有効活用する。」(p39)
整理の対象は、机の周り、パソコン、頭、時間。
「『仕組み』があれば『記憶力』はいらない」(p41)
「『整理』とは、欲しいものがいつでも取り出せて、活用できるという状態にあることを指します。『いかにしまうか』ではなく『いかに活用するか』が重要です。」(p49)
「整理のプロセスには左の図のように『分類する』『保管する』『取り出す』『戻す』などがありますが、全プロセスにかかってくるのが『捨てる』です。」(p54)
「本から学び取ることは、本自体よりも『中身』だと思っていますので、その中身を自分だけのデータ(本)として保管し、後は捨ててしまうのです。」(p87)
「まずは始めてみることが大切です。」(p90)
「1開いたメールは一度しか読まない。 2判断は五秒以内 3短く、簡潔に書く(箇条書きにする、テンプレートを活用)」(p135)
「目の前の重要な仕事に対して脳をフル回転させて取り組めるようにするには、頭の中から懸念事項を取り除き、『空っぽ』の状態にさせておく必要があります。」(p147)
「TO DOの効果 ・懸念事項がなくなり、頭の中がスッキリする。 ・思い出す時間をゼロにすることができる。 ・その結果、目の前の仕事に集中できる。」(p151)
「ルーチンワークを誰でも確実に実行できる『仕組み』の一つとしてチェックリストを活用しています。」(p160-161)
「守られなかったり忘れられるようなルールなら、作るだけムダです。作った以上は絶対に守るような仕組みを作らなければいけないのです。」(p177)
たとえばリマインダーメール。いつでも見えるようにしておく、など。
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