活字中毒のワタシの日記

2010年07月08日(木) 酒井 雄哉 茂木 健一郎『幸せはすべて脳の中にある』


酒井 雄哉 茂木 健一郎『幸せはすべて脳の中にある

心に残ったところ。

「物事というのは全部、つながってる。バラバラということはないよ。だから、なんかやりながら、『こんなことしててもしょうがない』と思うことがあるかもしれない。でも、しょうがないなんてことは決してない。いつか必ずやったことが役に立つものなんですよ。」(p41)

「縁を生かすということは、実行することですよね。そのままにしていたら、すべては通り過ぎていってしまうんですよ。(略)あのときがあったから今があるんだな、ということが後になって分かるんじゃないかと思うな。」(p56)

教行一致。

「大きなセレンディピティに出会うためには、『行動』『気付き』『受容』というサイクルを辛抱強く繰り返すしかない。セレンディピティを育むのは、毎日の習慣である。習慣を自分のものにすることで、『縁』を引き寄せることができるだろう。」(p86)

「大成するとか成功するなんて、人間の価値観だから。仏さんから見ればたいしたちがいはないの。大事なのはね、その人が自分の道を見つけることなんだよ。」(p94)

「『後がない』という感覚でもって、すべて物事をやっていかなきゃだめだってね。」(p101)

「どんどん便利になる世の中だけど、ものはもの、道具は道具、ではなくて、それを愛して大切にする。感謝して使う。仏様に見えるような教育をしないといけないんだと思うよ。」(p175)

人間が幸せになれる方法。

「簡単ですよ。今いるところが一番の幸せだなと思っていればいいんだと思います。」(p184)

「やってみると分かることがある。だから、何にしても『やる』」っていうことはいいこと。知っていても、実行しないと意味がない。」(p197)

「一日終っても次、続きがある方が、紙芝居みたいなもので話題性があるんだろうけどもな。でも、基本的には人間生まれたら死ぬんだから、どう生きて、どう死ぬかなんだよ。」(p198)

やるのかやらないのか。
その覚悟を決めることが、よりよく生きること。

幸せはすべて脳の中にある



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