| 2006年12月17日(日) |
京極 夏彦『狂骨の夢』★★☆☆☆ |
 『文庫版 狂骨の夢』 京極 夏彦 講談社
内容(「BOOK」データベースより) 夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏、山中での集団自決。遊民・伊佐間、文士・関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第三弾。
京極夏彦さんの分厚い文庫デビュー(私が読み始めたという意味で)一冊目です。
最初なのに、第三弾とか読んじゃってるし。 第一弾か第二弾で出てきたらしき登場人物のお葬式のシーンまで読んじゃったし。 でも、それなりに楽しめました。
鬱の関口のぐずぐずしてるところも、ものすごく共感できたし、これを読んだら『覘き小平次』の小平次にも共感の思いが募りました。 謎解きも見事でありました。
が、蘊蓄がつらかったです。 興味があったはずのフロイトユングなんたらかんたらもいい加減にして次いってくださいと,途中でイヤになりました。
京極ファンの相方なんかはこれがいい、というのかもしれないけれど。
しんどくはあったけど、読み応えはありましたので、次は第一弾、行ってみようと思います。
『文庫版 狂骨の夢』
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