| 2006年11月22日(水) |
リタ ポーレ『ドイツ式シンプルに生きる整理術』★★★★★ |
 『ドイツ式シンプルに生きる整理術』 リタ ポーレ Rita Pohle 畔上 司 主婦の友社
ふせんはさみまくり。 これは、収納方法のテクニック解説本ではありません。
ガラクタがあふれ、探し物と片づけに人生のかなりの時間を費やしていることに疑問を抱き、そうではないシンプルな生き方があるんじゃないかな、できるのかな、どうやったらいいのかな、と思い始めた人にぴったりの一冊。
シンプルに生きる、というのはただモノを減らすだけでもない。 けれど、減らすことが大事。 さらに風水専門家の著者はその見地から部屋の浄化についても説明してくれる。
この本から自分の生活に取り入れたい!と思ったこと。
・一つ増えたら一つ減らす。 ・意識的に静かな時間を持つようにする。→心の安らぎを大切にする。 ・モノをどうするかに対して、常に自分に問いかけること。→お金と時間とエネルギーをそれに割くだけの価値があるかどうか。
心に残ったところ。
「自宅を快適で落ち着ける場所にしよう。自分を『充電』できる場所、エネルギーを満タンにできる場所にしよう。」(p28)
「自分が毎日手に取るモノはー洋服や器具、道具はー、それを手にするたびにうれしくなるようなモノであってほしい。」(p35)
「わたしたちが持っているモノの大半は、命に関わるほど重要ではない。」(p39)
「空間は、心を映す鏡である。」(p48)
「快適に感じるモノしか置かないようにしよう。」(p60)
「どんなモノも特定の波動を放っていて、それが空間の雰囲気や住人の状態に影響を及ぼす。」(p75)
「美しい食器は、見るだけで心地よいし、テーブル全体が生き生きする。どのようなカップで飲み、どのような皿で食べるかは、ないがしろにしてはいけない。」(p146)
著者のいう「スペース・クリアリング」は捨てたり片づけたり掃除した後の、部屋の浄化までを含むそう。
浄化方法も多数紹介されていて、水を使ったり、風(窓を全て開けて空気の入れ替え)、塩、香、花(ドライはダメ)などなど。 パン!と手をたたくのもいいらしい。
また、何もおかない空間「明堂」をそれぞれの部屋に用意することも大切だそう。 そこには何も置いてはいけない、聖域とする。 「何もない」というモノを置くと考えればよいのかなと。それが心のゆとりにつながったりすると。
たしかにお寺に座禅しに行って、本堂に生活道具がごちゃごちゃしてたら集中できない。旅先で部屋に生活臭のするものがごちゃごちゃあったら、落ち着かない。
家においても、一部、そういう空間を用意することは大切なんだろう。
逆に長く過ごす家こそ、そういう空間を意識して持たなければ、リラックスして暮らすことができないんじゃないかと思う。
リラックスして暮らすために、幸せにいきるために、片づけや探し物ではなく好きなことをして暮らすために、著者に教わったことを少しずつ実行していきたい。
『ドイツ式シンプルに生きる整理術』
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