| 2005年12月08日(木) |
上村 武雄『お金に強い子に育てる!―経済サバイバル時代の今を生き抜く「絶対ルール」』★★★☆☆ |
 『お金に強い子に育てる!―経済サバイバル時代の今を生き抜く「絶対ルール」』 上村 武雄 紀平 正幸 主婦と生活社 (2004/05)
株なんて、怖い怖い。
証券会社なんて縁がない。
元本割れするかもしれないようなところに預けるなんてとんでもない。
そんな考え方で一生を終える日本人は多いんだと思う。 私も成人するくらいまではそう思っていたし、まさか自分がこんなにどっぷりつかって(はまって?)株券を紙切れにしたり優待生活したり株式投資ブログ書いたりするようになるとは思ってもみなかった。
でも今は。
日経新聞面白い。 為替が気になる。 人ごみに出会えば、景気は回復してきてるようだな、と考える。 配当で優待でご飯を食べに行く。 今度は何の銘柄買おうかなと思う。(買えるかはまぁ別として)
そんな私が、この本にこどもの頃に出会っていれば、もっとうまく財産形成もできていたのではないかと思う。
自分のこどもには、私のような無知な金銭感覚で生きていってもらいたくないと思う。
お金を運用すること、使うということはどういうことなのかということ、ニーズとウォンツの違いを自覚できること、リスクマネジメントができること、そんなことを考えられるこどもで、おとなであってほしいと思う。
そのためのヒントがマンガ(かわいい!)つきでものすごくわかりやすくまとめられた一冊。 なので経済観念の本でありながら、小学校高学年くらいなら自分で読んで理解できるんじゃないかなと思う。
教訓が見開きに一つずつ、95個提示されている。
その中で、ほんとにそうだと共感したところ。
「お金持ちにしたければ、考える力をつけさせる。 そのための回り道や失敗は必要なことだと 親自身が大きく構える必要がある。」(p11)
「お金のために働くのではなく、 基本的生活やゆとりある生活のために働くことを 教えたい。まずは親自身の生活を見直して!」(p33)
「お金の利用法は、取引、保存、投機の三つしかない。 何かをする場合は、 どう使おうとしているのか意識する必要がある。」(p57)
「向上心を育てるためには、 ものがない経験をさせることが不可欠。 『お金感覚』を磨く最初の一歩ともいえる。」(p165)
「自分でリスクを感じながら運用してみることは、 これからの子供にはとても大切な経験になる。」(p185)
「経済の話は連想ゲームのように面白い。 この面白さがわかれば、 『お金感覚』はかなり磨かれてきたといってよい。」(p191)
教訓の89は小遣いを外貨で渡すことで、為替に強くなり、世界経済に目を向けるようになるというもの。 これは以前から私も考えていたことなので(私みたいに今でもえーっと円高になるからどっちになったんだっけ、みたいな鈍さではなく、肌で為替動向を感じられるようになってほしい)、中学生くらいからお年玉はドルにしようかと考えている。 (甥っ子たちにもやりたいけど、使えない!じーちゃん交換して、とかになって効果なさそうだもんなぁ。)
10年後には家族で経済ニュースに耳をそばだてる、そんな家庭になりたいな。
『お金に強い子に育てる!―経済サバイバル時代の今を生き抜く「絶対ルール」』
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