| 2005年10月03日(月) |
宮部 みゆき『孤宿の人 上』★★☆☆☆ |
宮部 みゆき 新人物往来社 (2005/06/21) 売り上げランキング: 430
おすすめ度の平均:   ひたすら泣ける時代ミステリー  宮部みゆきの新境地を開く傑作  泣けた!
やっとこ読めました。 大好きな宮部みゆきさんの、大好きな時代物。 それも上下巻。
で、半分読み終えて。
なんなのこれは?
時は江戸時代。 不幸なおいたちながら、城に仕える医師の親子の元に迎えられ、下女として働く素朴な娘、ほう。 引手という岡っ引き見習いとして働く娘、宇佐。 宇佐がほのかに思いを寄せる、聡明な青年医師、啓一郎。 啓一郎の妹琴江に思いを寄せる、短期な侍、渡辺。
ほうは、ある人物が屋敷に入って行くのを見かける。 あれは琴江様の……。
そして、琴江の毒殺。
同時に起こった事故で血まみれになった侍たち。
まるで、これから流罪となってやってくる、加賀様の所業をなぞるように…。
加賀様が運んできた災悪なのか、真相はなんなのか、ほうの運命は?
…というような時代物ミステリーなんだと思うけれど、どの辺りがミステリーなんでしょうか? ほうが目撃したものが、実は「妖し」なものなのか?と期待したけど結局見えたまんま、とか真相はなんともあっけなく上巻でさらされてしまうとか、加賀様のお目見えまで引っ張りすぎちゃう?とか、この後はどうするの?と余計な心配をしてしまいました。
期待しすぎた私がいけないのでしょう。
でも、加賀様のお屋敷に奉公することになったほう、そして引手の仕事を突然奪われた宇佐、そして愛する人を殺され憎しみの募る渡辺一馬。 この面々の今後が気にはなります。
というわけで、『孤宿の人 下』へ続く。
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