| 2005年08月10日(水) |
多島 斗志之『クリスマス黙示録』★★★☆☆ |
 『クリスマス黙示録』 多島 斗志之 新潮社 (1996/10)
内容(「BOOK」データベースより) 「パール・ハーバー」の記憶をいやでも呼び覚まされる12月のワシントンDC。 はじまりは、ある不幸な交通事故だった―。被害者の母である現職警察官は、加害者の日本人留学生カオリ・オザキへの復讐を誓い、姿を消す。 そして、日系FBI特別捜査官タミ・スギムラら警察当局と暗殺者との一大攻防戦の幕が切って落とされた!日米両国の狭間で翻弄される三人の女性の運命は。
ホラーです。 ミステリーでもあるのかな?あ、サスペンスか。 ドキドキしながら最後まで読み進めました。 最初、慣れるまでがちと読みにくかったですがストーリーの面白さでぐいぐいとひきこまれました。
イエロー・キャブと言われてもしかたないお気楽ブランド日本人留学生カオリ。 からかわれ逃げようとしてひき殺してしまった青年の母は、現職の警察官だった。 カオリの父は有力者。そのため国外脱出のために安全を期して護衛についたのが日系FBI捜査官のタミ。 この3人に、反日感情を抱いたアメリカ人、表と裏の顔を使い分ける上司、自分の頭で考え真実に迫っていく捜査官。 浅はかな私は筆者の用意した落とし穴に何度もひっかかりました。
でも、最後の方、自爆は怪しいと思ったよ。 その根拠が「ページ数がまだ余ってる」というのが情けないけど。
この夏、暑さを忘れるにはおすすめの一冊です。
『クリスマス黙示録』
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