Vガンダムが見終わったので、ちょっと感想。
　以下はネタバレばっかりなので今観ている方はお気をつけあそばせ（約一名に私信）



　*私的にはすごく中弛みしていた作品なのですが、最終話近くはさすがに面白かったです。
　*物語のまとめ方というか、ラストへの持って行き方とかはすごく好きなんですよ。
　*で、ウッソなんですが、すごく感情移入しにくいキャラだと思う。
　シャクティももろにそうでした。
　嫌いじゃないけど興味ない、みたいな。
　*そういえばエンジェルハイロウって、なんだか逆シャアのサイコフレームの共振を皮肉っているような設定ですよね。
　*ファラさんの変貌振りにはすごく納得いかなくて、強化されたのかと思いました。あれは、精神が病んじゃったってことでいいのかな。宇宙漂っている間に。
　*シュラク隊結局全滅でしたね。一人くらい残ると思ったのに。
　*死に様といえば、ルペ・シノさんとピピニーデンが結構衝撃的な死に方でした。よかった、あれ。
　*それと、リーンホースの特攻は反則です。母艦が沈むのはそれだけで感動できる。あそこBGMとかも良かった。
　ただリーンホースよりもホワイトアークの方が目立っていたような…
　そうだ、母艦ってリーンホースなの？リーンホースJrなの？この辺わかってないんですよ私。
　*そういえばカガチってどうなった？私死んだ瞬間見逃したのかな
　
　*クロノクルはすごく好きなキャラなのですが、如何せんインパクトに欠けた。特に悪党にも見えなかったし、なんなんだろうな。すごく物足りないキャラだった。というかカテジナのために作られたキャラクターだと思う。私大好きだけど。
　*カテジナさんは最終話付近はホントにすごかったです。
　もう、なんか、すごくプッツン。クェスとニナと比べても、多分カテジナが一番すごい。フレイさんも目じゃないですよ。
　でも観ていて気持ちのいいキャラでした。それもどうだろうと思うけど。
　*カテジナさん（クロノクルも）の最後は知っていたので、特に衝撃的とかそういうのはないのですが、最後のあのシャクティってもちろんわかっているんですよね？あんまりにも自然に接するからわからないのかと思った。
　あのシャクティひどいけど、ひどいけど、でもカテジナさんは自業自得だろうという感も拭えなく…うーん微妙。
　最後にシャクティが涙を流すのはカテジナさんの為だと思いたい。
　戦争全体のことを思って泣いたのかもしれないけど。

　*つかね、マーベットさんの生死をずっと危惧していたのですが、中盤から「あぁ、これ死なないな」ってわかるじゃないですか。
　私ウッソに腹を触らせるあのシーンすごく好きなのですよ。
　マーベットが死んでしまうという展開は、この作品のテーマをもろにハズすことだからそれはないだろうな、って。
　Vガンって結局、「新しい時代を作るのは老人ではない！（BYクワトロ大尉）」ということでしょう？
　まぁそういうかんじで、マーベットさんは生きていて欲しいキャラクターだったので安心していたわけですよ。
　だがしかし、
　オデロ。
　オデロだよ、チクショウ。
　だってあいつ安全圏内だって思うでしょう、普通。
　しかもすごくタメがあったので、「え？まさか死なないよね？死ぬわけないよね…？え？すごい死にそうなんだけど…ぎゃあ死んだ!!」とかそういう感じですよ。あそこの演出すごく酷いと思った。あそこの何秒間ってすごく残酷でした、私にとって。
　やってくれるよな、トミノ。忘れてたよトミノ、貴方のやりかたを。
　でもオデロが死んでから、ラストまでのエリシャさんがすごく好きなんですよ。
　最後もお墓の前で前向きでいて。あの二人はほんとによかったなぁ…

　そんなわけで最後のほうが観る気力も足りなかったです。
　なんたってオデロが…
　ああ、ほんとにひどい…
　抜け殻のように見ていました。
　私すごくオデロ好きだったみたい。


　次はようやく∀に移れます。