傾いた日に照らされ、電車の長い影が土手に落ちていた。がたごとと揺られながらわたしの行き先はどこなのだろうと考えていた。変わってしまうことも、しまわぬことも、手を伸ばすことも、ひっこめることも、決めることができないので、このままこの電車が遠いところまでわたしを運んでいってしまえばいいのにと思った。