続編だから、見てみたい。でも、なんだか、気乗りがしないというか、
なんか、あの人のことを思い出して、映画どころでは無くなってしまいそうで・・・。

あの人と一緒に見に行った映画だからな・・・。あの映画が凄く好きで、
何回も見に行っていたのに、わざわざ、一緒に行ってくれたんだよね・・・。
本も贈ってくれたし・・・。二人掛けのプレミアムシートまで取ってくれたんだっけ・・・。


お台場は、あの人と行った街。あれからは訪れていない・・・。

　　想い出は残り・・・。気持ちは取り残される・・・。


石原慎太郎が、『わが人生の時の時』（新潮社）のなかで、

『男は、少なくとも半年はかかるからね、忘れるためには』と書いているけれど。

半年くらいで、吹っ切れるのかと思っていたけれど、全然ダメだ・・・。

やはり、最短で、半年なのかな・・・。


時が経てば、この苦しみが薄らぐのなら・・・。

今は、はやく　ただはやく時が経つことを願うだけ・・・。