スタンドから眺める木漏れ日
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加藤大治郎選手が、バイクレース中の事故で意識不明の重体だという。
スポーツニュースで一報を聞いたときは、とてもショックだった。
先週の深夜番組「MOBI」で、いつもと変わらぬ笑顔を見たばかりだったのに。
まだまだ予断を許さない状態の中、少しずつだが容態が安定しているらしい。
どうか生きて、と祈るばかりである。
ちょうど同じ日に行われた、F1ブラジルGPも大変なレースだった。
参加20台のうち、完走できたのはちょうど半分の10台。
同じ場所で、続けざまに6台がクラッシュしてコース上から消えた。
しかも、3位のアロンソは病院へ搬送されて表彰台に立てなかった。
(このクラッシュもショッキングだったが、幸いにも大事には至らなかったらしい)
おまけに、中継陣はすべて日本国内。現地の詳しい様子がすぐには入らない。
こんなところにも、昨今の世界情勢が影響しているのだろうか?
とにかく、あんな後味の悪いレースは今回で最後にしてほしい。
まだ戦争、である。
ジャーナリストが犠牲になる事件が立て続けにおきた。
戦場には「絶対に安全な場所」など存在しない。
誰のために、何のために続ける必要があるのだろう?
悲しみと絶望だけがもたらされることは、誰の目にも明らかなのに。
War is his answer. Not mine.
戦争(支持)は彼の結論。私は反対。
4月20日、多くの人の努力や祈りの中。彼は逝ってしまいました。
神様が、大空の広い広いコースへと誘ってしまったのでしょうか。
伝説として語り継がれるのには、まだ早すぎるのにね。
あなたのさわやかな笑顔と真剣な走り、忘れません。ありがとう。
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