スタンドから眺める木漏れ日
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2003年04月08日(火) 心配なこと

加藤大治郎選手が、バイクレース中の事故で意識不明の重体だという。

スポーツニュースで一報を聞いたときは、とてもショックだった。

先週の深夜番組「MOBI」で、いつもと変わらぬ笑顔を見たばかりだったのに。

まだまだ予断を許さない状態の中、少しずつだが容態が安定しているらしい。

どうか生きて、と祈るばかりである。


ちょうど同じ日に行われた、F1ブラジルGPも大変なレースだった。

参加20台のうち、完走できたのはちょうど半分の10台。

同じ場所で、続けざまに6台がクラッシュしてコース上から消えた。

しかも、3位のアロンソは病院へ搬送されて表彰台に立てなかった。

(このクラッシュもショッキングだったが、幸いにも大事には至らなかったらしい)

おまけに、中継陣はすべて日本国内。現地の詳しい様子がすぐには入らない。

こんなところにも、昨今の世界情勢が影響しているのだろうか?

とにかく、あんな後味の悪いレースは今回で最後にしてほしい。


まだ戦争、である。

ジャーナリストが犠牲になる事件が立て続けにおきた。

戦場には「絶対に安全な場所」など存在しない。

誰のために、何のために続ける必要があるのだろう?

悲しみと絶望だけがもたらされることは、誰の目にも明らかなのに。


War is his answer. Not mine.

戦争(支持)は彼の結論。私は反対。




4月20日、多くの人の努力や祈りの中。彼は逝ってしまいました。

神様が、大空の広い広いコースへと誘ってしまったのでしょうか。

伝説として語り継がれるのには、まだ早すぎるのにね。


あなたのさわやかな笑顔と真剣な走り、忘れません。ありがとう。



Shiratama Akkey |MAILHomePage

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