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ココマデキタヨ日記
ユウマ
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2002年11月19日(火)
4年後

4年前のちょうどこの時期。
大学受験の勉強真っ只中の高校生だった。
「大学生」になるために一心不乱にものすごいスピードで、
受験勉強をこなしていた。

○会という某通信教育の会報冊子に
“何のために大学生になるのか?
どうして大学に入るのか?
についての投稿募集があった。”
(掲載されると1000円の図書券がもらえる)

受験生にとっては、
究極の問いかけであるな、これは。

「経済が、法律が勉強したい。」
とかけっこう当たり前のような答えが
まぁ、多いのかもしれない。
どうなんかな?
でもオレは結構真剣に考えていて、
その答えを幼いなりにひねり出そうとしていた。

大学で環境問題のことを勉強したいなぁ。
でもそれは思い描くだけの漠然としたものでしかなかった。
そこで投稿した内容が、
「大学生活がしたい、楽しんでみたい」
というものである。
勉強して、サークルして、一人暮しして、恋愛して、バイトして、
自由という空間の中で羽を伸ばしてみたい。
かくしてこの投稿は会報に掲載されるに至った。
(当時論文が大得意でひそかにこづかい稼ぎの投稿マニアだった)

大学生活に対する憧れ。
これが4年前のオレそのもの、等身大だった。
その強烈な憧れのおかげで、
目をキラキラさせながら、
腐ることなく大学生活を突進できたんだと思ってる。
すべてが今まででと違って見えて新鮮で気持ち良かった。

等身大。
就職活動も見栄やステータスにこだわらず、
ゆっくりと等身大を探した。
等身大が一番自然な自分で適切なのかもしれない。

しかししかし、
等身大を言い訳に使ってはならない。
「これが等身大の自分だから」
それは前に進む筋力を衰えさせる。
等身大に埋没すると目標を見失う。
自分のプラスマイナスゼロであると同時に
進歩と後退の紙一重でもあるんだと思う。

冷静に今の自分を分析すると、
大学生活残り後わずかになって、
高校生の時に抱いた大学生活の強い憧れが
消え失せなんとなしに日々を過ごしていること。
現状に満足し等身大に埋もれていること。

ここから脱却するためには、
自己暗示を掛けるしかないか。
うーん。