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■ 恋?
夫がやきもちを焼く。
たとえばみんなで二階の同じ部屋にいるとき、わたしが何かを取りに下に降りたりすると、にょらが階段のところでずっと待っている、あるいはわたしが上がってくる気配がするといそいそと階段のところまで迎えにいくというのだ。逆の場合はにょらは動きもしない。 それに夜は必ずわたしのベッドで寝る。 「にょらはほんとに○○(わたしの名前)が好きなんだなあ」とつぶやいてはいじける夫。 そういえば、わたしがパソコンに向かっていると、にょらが床にすわって斜めうしろからじ〜っと見あげていることがよくある。「おいで」といってもひざに乗ってくるわけでもなく、おなかがすいているわけでもない。ただひたすらキラキラした瞳でみつめるのだ。わたしがいうのもなんだけど、実にかわいい。 その目を見ていて、何かに似ていると思った。……そう、恋する少女の目だ。野球部のあこがれの先輩を金網ごしにみつめている、そんな感じだ。
う〜ん……。わたしはにょらと同じ女なんだよぉ〜〜〜。
2002年04月17日(水)
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