与太郎文庫
DiaryINDEXpastwill


2022年10月24日(月)  カツシン一代 〜 Infamy is better than obscurity 〜


┌─────────┐

│ adlib/20221024

│ http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20221024
│ http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000
│ https://tx696ditjpdl.blog.fc2.com/?q=00000000

│ https://awalibrary.blog.ss-blog.jp/
│ https://booklog.jp/users/awalibrary/
│ https://q.hatena.ne.jp/adlib/

│ https://twilog.org/awalibrary
│ https://twitter.com/awalibrary
│ https://www.facebook.com/masatoshi.awa

└─────────┘

 
 カツシン一代 〜 Infamy is better than obscurity 〜
 
〔book〕
 
── 勝 新太郎《俺、勝新太郎 19921101 20080825 廣済堂出版》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4331503836
 
 □□ □□ 隠し子 1949‥‥ 東京          /籍=?
 勝 新太郎  俳優 19311129 東京 千葉 19970621 65 /籍=奥村 利夫/中村 玉緒の夫
♀中村 玉緒  女優 19390712 京都          /籍=奥村 玉緒/中村 雁治郎の娘
♀奥村 真粧美 女優 19621228 東京          /勝 新太郎&中村 玉緒の長女/19‥0307 結婚
 鴈 龍太郎  俳優 19640809 東京 愛知 20191101 55 /籍=奥村 雄大/勝 新太郎&中村 玉緒の長男/孤独死
♀五代 百華 元女優 19650909 大阪          /雁 龍太郎の元内妻/クラブ「百華」経営
 
https://tx696ditjpdl.blog.fc2.com/blog-entry-1893.html
 中村 玉緒「深夜徘徊で警察沙汰」の老後生活
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C3%E6%C2%BC+%B6%CC%BD%EF
 
…… 親族がパチンコ軍資金をそっと差し入れ 20221013 NEWSポストセブン
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fd76fc3acf83bba5a62a128502503374970f482?page=1
 
 i
 
 深夜におぼつかない足取りで歩いていたところを目撃されている玉緒
 
《今は自分の事を楽しく生きたいと思ってますけど、家族は私の一番で
すね》。20220621 勝 新太郎さん(享年65)の命日にSNSに近況を綴っ
た妻の中村 玉緒(83才)。その裏で家族との関係を思い悩む彼女は、
友人や知人に寂しさを漏らし、言葉の端々に諦念をにじませていた。そ
んな中で目撃された深夜の“徘徊”。玉緒に何が起きているのか──。
 
【写真14枚】両手を広げて路上を歩く中村 玉緒。他、反対を向く姿、
ファー付きの服で横断歩道を渡る姿なども
 
 7月下旬のある日の未明。まだ薄暗い住宅街を髪の長い高齢女性がお
ぼつかない足取りで歩いていた。足元を見るとサンダルを片方しか履い
ていない。その女性に声をかけたという近隣住民はこう振り返る。
 
「道に迷っていたようなので、話しかけたところ、中村 玉緒さんだっ
たので驚きました。『家がわからなくなっちゃった』と言うので交番ま
で案内しましたが……」
 
“徘徊”現場が目撃されたのはこのときだけではなかった。8月中旬に
も同じ住民が真夜中にひとりで歩く玉緒の姿を見たという。
 
「午前3時過ぎだったと思います。ご自宅から数百メートル離れたあた
りの路地を裸足で歩いていたので、慌てて交番に通報しました。玉緒さ
んは去年、この近くに越してきたようで、日中はお付きのかたが一緒の
こともあります。ただ、マンションにひとりで暮らしており、近所づき
あいもほとんどない。近くに頼れるかたもいらっしゃらないようなので
心配ですね」(前出・近隣住民)
 
 故・勝 新太郎さんの妻として波瀾万丈の半生を歩み、天真爛漫なキャ
ラクターで多くの人に愛される玉緒。彼女に何が起きているのか。近況
を知る芸能関係者が語る。
 
「2年ほど前に個人事務所の体制が変わってから仕事をセーブし始め、
オフィスも小さな物件に移転しました。主な仕事は月に1度、地方で収
録する YouTube のパチンコ番組くらいですが、会話が噛み合わなかっ
たり、リアクションが取れずに共演者を困らせることがあるそうです。
以前の玉緒さんには考えられないことですが、友人や知人に突然電話を
かけて『寂しい』と弱音を漏らすこともあり、関係者も不安を募らせて
います」
 
 玉緒は昨年まで個人事務所の元社長で長女のAさん(59)と同じマン
ションの別の階に住んでいたが、周囲の反対を押し切って部屋を引き払っ
ている。
 
「かつては『一卵性母娘』といわれるほど仲のよい親子でしたが、この
数年は事実上の“絶縁”状態にあります。玉緒さんがAさんと離れて暮
らすことを強く望んだと聞いています」(Aさんの知人)
 
 親子断絶の一因は2019年11月に長男で俳優の鴈龍さん(享年55)が急
性心不全で亡くなったことだった。
 
「誰にも看取られることのない孤独死でした。名古屋の滞在先でひとり
でいるときに亡くなり、遺体が見つかるまでに数日間を要したといいま
す」(別の芸能関係者)
 
 最愛の息子を失ったショックで、玉緒はしばらく立ち直ることができ
なかったという。
 
「当初、玉緒さんとAさんは支え合って悲しみを乗り越えようとしてい
ましたが、お互いを責め立て激しい口論になることもあったといいます。
 
 実は鴈龍さんは亡くなる2年前に、玉緒さんから勘当されているんで
す。幼い頃から息子を溺愛してきた玉緒さんは、役者の仕事にありつけ
ず、くすぶっていた彼のためにいつも関係者に頭を下げていました。
 
『私が面倒を見ている限り、あの子は独り立ちできない』と周囲に語り、
経済的な援助を打ち切ったのが2017年頃。家族に頼らず、アルバイトで
食いつなぐ弟を不憫に思ったAさんは玉緒さんに援助の再開を申し出た
が、玉緒さんは聞く耳を持たなかったといいます(前出・別の関係者)。
 
 ii
 
 玉緒はAさんが事務所スタッフのBさんと“再婚”したことにも不満
を露わにしていたという。
 
「Aさんは若い頃に一度、結婚していますが、1年あまりで離婚。その
後は玉緒さんの麻雀仲間で、元運転手のBさんと交際していました。再
婚後、Bさんが勝さんの本名である奥村姓を名乗るようになったことに
も玉緒さんは複雑な思いを抱いているようです」(奥村家の知人)
 
「大麻は入ってまへんで」東京・港区にたたずむ日蓮宗の古刹、蓮乗寺。
『座頭市』や『兵隊やくざ』など数々の名作に出演し、破天荒な生き様
が語り継がれる勝 新太郎の墓にはいまも多くのファンが訪れる。
 
「鴈龍さんと勝さんの兄の若山 富三郎さん(享年62)も同じ墓に眠っ
ています。2003年の七回忌には玉緒さんとAさん、鴈龍さんの3人が揃
って墓参りをしたことが報じられましたが、今年はAさんと玉緒さんが
別々でお参りをしたと聞いています」(前出・奥村家の知人)
 
 玉緒は1939年、京都生まれ。父は人間国宝の歌舞伎俳優二代目中村
鴈治郎。一昨年に他界した四代目坂田 藤十郎は実の兄で、その妻の扇
千景は義理の姉に当たる。
 
「若い頃から女優を志望し、10代半ばで銀幕デビュー。幼なじみの市川
雷蔵や山本 富士子を支える脇役として活躍し、映画《不知火検校 1960》
で共演した勝さんにマネジャーを通じて口説かれたのです。名門一家に
生まれ、お嬢様育ちの玉緒さんは、料理も家事もほとんどできなかった
といいますが、勝さんはべた惚れで結婚前提で交際を申し込んだといい
ます」(映画関係者)
 
 勝さんの父は長唄三味線の大家・杵屋 勝東治。次男として生まれた
勝さんも19才の若さで二代目杵屋 勝丸を襲名した天才奏者だったが、
ジェームズ・ディーンに憧れて役者に転身。下積みを経て銀幕スターに
上り詰めた。
 
「結婚は1962年。度を越した浪費癖と父親譲りの女道楽で、結婚生活は
はじめから波乱含みでした。玉緒さんも負けん気が強くけんかになると
勝さんはよく言い負かされていたといいます」(勝さんの知人)
 
 浮気を繰り返し、借金のカタに家屋敷を取られる生活に愛想を尽かし
た玉緒が離婚を考えたことは一度や二度ではなかったという。
 
「特に鴈龍さんが生まれてからの勝さんは家に寄りつかず、自宅近くの
全日空ホテルを定宿にして女性を連れ込んでいました。後に勝さんが書
いた自伝で18才のときにもうけた『隠し子』がいることが発覚。玉緒さ
んは放蕩三昧の夫にあきれかえっていましたが、その後も黙って耐え続
けたのです」(前出・映画関係者)
 
 iii
 
 勝さんが自ら設立した事務所「勝プロ」が約12億円の負債を抱えて倒
産したのは1981年。追い打ちをかけるように翌年、Aさんと鴈龍さんが
大麻の密売で逮捕される事件もあった。
 
「当時、会見を開いた玉緒さんは『罪は憎いが、子供は憎めない』と親
心を吐露しましたが、のちに『子供たちに贅沢をさせて甘やかしすぎて
しまった』と後悔の念を口にしています」(玉緒の知人)
 
 1990年には勝さんがコカインをハワイに持ち込んで逮捕される事件が
日本中を騒がせた。
 
「玉緒さんはのちに空港の税関で『大麻は入ってまへんで』とジョーク
を言うほど吹っきれていましたが、当時は家族が全員、警察の事情聴取
を受けるなど大変な思いをしました。違約金でまたしても億単位の借金
が降りかかり、あの頃の玉緒さんが手がつけられないほど荒れていまし
た」(前出・玉緒の知人)
 
 勝さんが亡くなった後に残されたのは14億円の借金。それでも玉緒は
債権者に頭を下げ続け、自己破産することなく自力で完済した。
 
「勝さんの墓参りに来た愛人を見て『パパさんの恋人、きれいでっしゃ
ろ』と周囲に語ったという逸話もあります。結局勝さんのことは『ズル
いけど憎めない』のだそうです」(前出・玉緒の知人)
 
 近年もインタビューなどで玉緒は勝さんへの思いを明かしている。
 
《苦労は絶えませんでしたが、私は生まれ変わっても主人と結婚したい
と思っています。思い出はいつも優しく心に寄り添ってくれるんです。
2人の子どもに恵まれ、家族4人でいろいろなところへ行きました。
(略)あれが幸せでなくてなんだろうと心がほっこりしてくる。すると
私の人生は素晴らしいと確信することができて、生きる力が湧いてくる》
《婦人公論 20211214》
 
「ぜんぜん。大丈夫ですよ」いま、玉緒がもっとも信頼を寄せる人物は
勝さんの付き人だった松平 健(68)だ。
 
「いまも玉緒さんを『奥さん』と呼び、仕事のなかった鴈龍さんを自分
の舞台にキャスティングしてくれたのも松平さんでした。玉緒さんは年
に数回、松平さんと食事をすることを何よりも楽しみにしているそうで、
今年の12月には2人でトークショーを行う予定もあるそうです」
(前出・玉緒の知人)
 
 かつてのように舞台に立つことは年々難しくなっているが、前述の
YouTube のパチンコ番組だけは欠かさずに出演するという。
 
「仕事のときの玉緒さんはスイッチが入り、矍鑠とされています。ただ、
普段はひとりで自宅にこもりきりで、最近一気に老け込んだという声も
聞こえます。実はAさん夫婦もそんな状況を心配して、頻繁に玉緒さん
の自宅を訪れているそうです。それでも会うことはかなわず、パチンコ
の軍資金やたばこ代として一万円札を数枚そっと置いていくのだとか」
(前出・Aさんの知人)
 
 iv
 
 周囲が心配しているのは、今年の春頃から弱気な発言が目立つように
なったことだ。今年6月、石原 慎太郎さん(享年89)のお別れ会に勝さ
んの代理で出席した玉緒は弱々しい声でこう語った。
 
「ひとりは寂しいです。どんどん皆さんが亡くなられて……。私もあと、
3年は頑張らないといけないと思います」
 
 前述のインタビューでも、今後の目標を《3年後くらいにポックリ逝
けたら本望です》と語り、パチンコ番組の収録中も同様の話をしている
という。
 
「なぜ3年なのかという問いに『ボケたら生きている意味がないからね』
と話し、ほかの出演者を閉口させていました。最近、記憶力が曖昧になっ
てきていることを自覚しているのか、本人も不安を覚えているようです。
パチンコを続ける理由は熱中している間は『すべてのことを忘れられる
から』だといいます」(前出・芸能関係者)
 
 そんな中で起きていた今夏の“徘徊”騒動。玉緒は今後もひとり暮ら
しを続けるのか。10月上旬、自宅から出てきた玉緒に声をかけると「は
い、はい」と笑顔で応じた。
 
──最近引っ越されたようですが、ひとり暮らしはいかがですか。
「ぜんぜん。大丈夫ですよ」
──Aさんは事務所をお辞めになったようですが。
 
「そうですか……」生返事を繰り返していた玉緒の表情が一変したのは
次の質問をしたときだった。
──夜中に外出して警察沙汰になったそうですが……。
 
「嘘ですよ! そんなの」真剣な表情で強く否定すると、それ以上の質
問に答えることはなかった。所属事務所はこう回答する。
 
「ひとりで出歩いていたことは事実ですが、裸足ではありませんでした。
交番の件も、ひとりで出歩いていたのを見た警官のかたが心配して声を
かけてくださったとのことです。中村 玉緒は現状ひとり暮らしでおり
ますが、健康状態に特に問題はありません」
 
 直撃の前日、玉緒のマンションを訪れる娘夫婦の姿があった。車から
降りず、部屋を見上げるだけでその場を立ち去ったAさんの表情はどこ
か寂しげだった。周囲の誰もが玉緒の現状を心配し、家族の雪解けを願
っている。── 《女性セブン 20221027 小学館》
(20221024)
 
〔book〕
 
── 亜希《家 ごはんと野球 20221101 CCCメディアハウス》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4484222205
 
…… 清原氏の元妻・亜希 自著は「ライターさんを立てず」執筆
「涙出そう」「生き方が大好き」の声 20221023 デイリースポーツ
 
 モデルで、アパレルブランド「AK+1」のディレクターでもある
亜希が 1023 インスタグラムを更新。自著についてつづった。【写真】
 次男・勝児が父の前で劇的ホームラン 精悍な顔、鼻筋スッキリ
 
 亜希は 201409‥ 元プロ野球選手の清原 和博氏と離婚。長男(20)
は慶応大で、次男(17)は慶応義塾高、ともに野球部に所属している。
 
 「家」はインスタに投稿した8年間をまとめた内容を中心に、料理に
ついて教わった義母(元夫・清原氏の母)への思いや家族について綴ら
れているそうで、「今回は、ライターさんを立てず、20年以上私を支
えてくれる(所属事務所の)社長兼マネージャーさんと2人で仕上げま
した」と紙質やタイトルも全て手作りだと説明。「自分で言うのもなん
だかですが、この本には必ず付箋が必要です。笑 自分が経験して、気
づいたこと沢山あります」とつづった。
 
 コメント欄には、「甲子園球児の母です」「高校球児の母です」と、
野球少年を持つ母親からの書き込みも多く、「読む前から感動して涙が
出そう」「亜希さんの生き方大好き」「亜希さんの人柄、大好きです。
キヨマーを亜希さん家族の形でこれからも支えて下さい」などの声が寄
せられている。
 
 また、慶応高(神奈川)1年の次男・勝児君が 1022 に行われた関東
大会の常磐大高(茨城)戦で、ホームランを放つ活躍を見せたことに触
れ、「次男くん、大活躍でしたね」というコメントもあった。
 
(20221024)
 
〔〕
 
 86歳で「本を読みたい」と思わなくなった医師 その理由は?
── 《週刊朝日 20221024 07:00 AERA dot.》
https://news.yahoo.co.jp/articles/7699d855ea54aa19defa9af46b8e6e4323ea88d1?page=1
 
 帯津 良一 医師 19360217 埼玉 /帯津三敬病院名誉院長
/Obitsu, Ryouichi/東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。
/人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。
── 《貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意 朝日新聞出版》など、
本誌連載をまとめた《ボケないヒント 祥伝社黄金文庫》発売中
 
…… 西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間
をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する。老化に身を任せな
がら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を説く。今回のテーマは
「本」。
 
 i
 
【興味】ポイント
 
(1)86歳になるまで本はかけがえのない存在だった
(2)不思議だが本を読みたいと思わなくなってしまった
(3)この世に対する興味が減ってきているのが理由かも
 
 戦中戦後の本のない時代の後、初めて手にした本は「むっつり右門」
が活躍する『右門捕物帖』とやはり捕物帳の『銭形平次捕物控』でした。
小学5、6年生の頃です。楽しくて、楽しくて、夢中で読んだ記憶がいま
も鮮やかに蘇ってきます。
 
 次いで高校時代。戦後、ようやく刊行された『世界文学全集』を予約
するために池袋駅の東口にあった新栄堂書店の前に並びました。さらに
高校時代で覚えているのが『坊っちゃん』『三四郎』『吾輩は猫である』
などの夏目漱石の作品です。『三四郎』が特に好きで、何回も読みまし
た。そして、本郷界隈や東京大学へのあこがれを持つようになりました。
これはずっと後になりますが、都立駒込病院に勤務していた頃、ハワイ
に出張して、観光に興味がなかったので、ホテルのベッドに居座り、限
りなく広がる青空をバックに漱石の『虞美人草』を読みました。とても
いい思い出です。
 
 昨年、閉館になった九段下のホテルグランドパレスを30年以上にわたっ
て東京での定宿にしていて、日曜日の午後3時にチェックアウトすると、
神田神保町の東京堂書店に直行、店内を1、2時間徘徊しゆっくり本を見
ました。そのうえで買い求めた2、3冊をかかえて、近くの揚子江菜館に
行き、生ビールを飲むのを無上の楽しみにしていました。
 
 今でも、病院の居室は本であふれています。いろいろな方が本を送っ
てきてくれるので、増え続けています。
 
 ii
 
 そんな具合に本に囲まれる生活が、自分にとって心地よかったのです。
たぶん5、6歳で本を手にするようになって、86歳になるまでの80年間、
本は私にとって、かけがえのないパートナーでした。ところが、最近、
それが変わってきてしまったのです。
 
 ホテルグランドパレスがなくなって、神田神保町に足を運ぶことがな
くなりました。あれだけ好きだった東京堂書店には、まるで行かなくな
りました。でもそれが気にならないのです。
 
 自分でも不思議なのですが、本を読みたいと思わなくなってしまった
のです。まず、小説をまったく読まなくなりました。少しもおもしろく
ないのです。そのほかの本も、原稿を書くのに必要な時以外は手にしま
せん。
 
 そうなった理由のひとつに老眼の進行があるかもしれません。今の老
眼鏡では文字が読みづらくなってしまったのです。そこで、近く老眼鏡
を新しくします。しかし、これで本がまた好きになるかというと、あま
り期待していません。
 
 最近、あの世への興味が高まって、この世に対する興味が減ってきて
いるのです。それが、本に関心がなくなってきた一番の理由ではないか
と思っています。あの世でのベストセラーでも手に入ればいいのですが
(笑)。
 
《週刊朝日 20221028》
 
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
↓=Non-display><↑=Non-display
└┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘
 
YMDay(20221024)last up dated.


与太郎 |MAILHomePage

My追加