与太郎文庫
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2010年12月16日(木) |
24人の作曲家 〜 ドイツが、いかに君臨したか? 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20101216 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html Ex libris Web Library;Chopin_Beethoven_hands http://www.pianostreet.com/smf/index.php?topic=14231.0 pianostreet.com ── 1719年 5月、ハレに帰郷し家族と共に過していたヘンデルに、そ こから 4マイル離れたケーテンにいたバッハが会いに訪れたが、到着し た日にはヘンデルが出発した後だったため出会うことができなかった。 1723年、ライプツィヒの聖トーマス教会のカントル「トーマスカントル」 に就任。同時にライプツィヒ市の音楽監督にもなり、教会音楽を中心と した幅広い創作活動を続けた。ルター派の音楽家として活動していたが、 王のカトリックへの宗旨変えに応じ、宮廷作曲家の職を求めてカトリッ クのミサ曲も作曲している。 1729年 1月にはハレ滞在中のヘンデルに長男フリーデマンを派遣。ヘン デルのライプツィヒ招待を申し出たが断られた。これ以後、ヘンデルと 出会う機会が訪れることはなかった。(略) ベートーヴェンは、「バッハは小川でなく大海だ」と評した(Wikipedia)。
ヘンデルは、英国王室の専属となり、華麗で壮大な楽曲を量産した。 Händel, Georg Friedrich 16850223 Duitch 17590414 74 /“音楽の母” /1712‥‥ England 移住 1727‥‥ 帰化 Bach, Johann Sebastian 16850321 Duitch 17500728 65 /“音楽の父”“ドイツ三大B” バッハは、ドイツ各地のプロテスタント教会や宮廷に勤務、作曲した。 Haydn, Franz Joseph 17320331 Duitch 18090531 77 /“交響曲の父” ハイドンは、ドイツ貴族の宮廷楽団長として、膨大な作品を完成した。 Mozart, Wolfgang Amadeus 17560127 Austria 17911205 35 / モーツァルトは、ヨーロッパ諸国を歴訪し、最先端の作品を公開した。 ベートーヴェンは、ハイドンの手からモーツァルトの精神を継承した。 (フランス革命の余波で、パトロンであった貴族が、次々に没落した) 自作自演の演奏会で一般市民に切符を売り、楽譜出版を収入源とした。 Beethoven, Ludwig van 17701216 Duitch 18270326 56 /“ドイツ三大B”17701215-1217“楽聖” Schubert, Franz Peter 17970131 Austria 18281119 31 /“歌曲王” シューベルトは、ベートーヴェンの葬儀で棺を担いだ。 Berlioz, Louis Hector 18031211 France 18690308 65 /〜《幻想交響曲》 ベルリオーズは、フランスのロマン派において“標題”を多用した。 メンデルスゾーンは、バッハやベートーヴェンの業績を後世に伝えた。 Mendelssohn Bartholdy, 18090203 Duitch 18471104 38 /Jakob Ludwig Felix ショパンは、シューマンに「ベートーヴェンの後継者」と絶賛された。 Chopin, Frédéric François 18100222 Poland 18491017 39 /1809-18100301 出生異説 http://d.hatena.ne.jp/adlib/18311207 脱帽! 〜 天才、天才を知る 〜 シューマンは、ベートーヴェンのロマン派的な後継者となった。 Schumann, Robert Alexander18100608 Duitch 18560729 46 /Clara Josephine の夫 Liszt, Franz 18111022 Hungary 18860731 75 / リストは、超絶的技巧で新ドイツ楽派の旗手として交響詩を創始した。 ワグナーは、ベートーヴェンの後継を自称、音楽祭で楽劇を公演した。 Wagner, Wilhelm Richard 18130522 Duitch 18830213 69 /〜《Der Tod in Venedig》 Brahms, Johannes 18330507 Duitch 18970403 64 /“ドイツ三大B” ブラームスは、ベートーヴェンの真の後継者として、楽壇を二分した。 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/B000JAPITE http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3084752.html ブルックナーとマーラーは、ベートーヴェンの精神世界を継承した。 Bruckner, Josef Anton 18240904 Austria 18961011 72 / Mahler, Gustav 18600707 Austria 19110518 50 / チャイコフスキーは“ロシアのベートーヴェン”と賞された。 Tchaikovsky, Peter Ilyich 18400507 Russia 18931106 53 /18400425〜18931025 Julius ドヴォルザークは、ワーグナーを学んで、ブラームスに絶賛された。 Dvorak, Cs-Antonin 18410908 Czech 19040501 63 /〜《From the New World》 Strauss, Richard Georg 18640611 Duitch 19490908 85 / R.シュトラウスは、後期ロマン派を代表して、交響詩を完成した。 Sibelius, Jean 18651208 Finland 19570920 91 /〜《Finlandia》 シベリウスは「ベートーヴェン以後最大の交響曲作曲家」と呼ばれた。 ショスタコーヴィッチは「マーラー以降最大の交響作家」と呼ばれた。 Shostakovich, Dmitrii D. 19060925 Russia 19750809 68 /19060912 Julius Soviet Penderecki, Krzysztof 19331123 Poland /〜《広島の犠牲者へ捧げる哀歌 1960》 ペンデレッキは、前衛手法により、文学的な政治メッセージを伝えた。 黛 敏郎 19290220 神奈川 19970410 68 /〜《天地創造 19660928 America 1008 Japan》 武満 徹 19301008 東京 19960220 65 /〜《November Steps 19671109 NewYork》 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050220 同日生没 〜 なかまうち 〜 加古 隆 19470131 大阪 /〜《映像の世紀 19950325-19960224 NHK》 ── 放送終了後、NHKに音楽に関する問い合わせが殺到する(Wikipedia)。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20031223 再々放送 〜 やっぱりテレビ 〜
── ベートーヴェンよ(略)絶え間なき勉強によって、モーツァルト の精神をハイドンの手から獲ち得たまへ。(ワルトシュタイン) http://d.hatena.ne.jp/adlib/17921029 ベートーヴェンの旅立ち http://q.hatena.ne.jp/1083075008#a84541 ── ワルトシュタインやラズモフスキー、あるいはルドルフ大公とい った“パトロン”たちは、後援者であるとともに友人であり、弟子とし ての共演者(初演者)でもあった。 http://q.hatena.ne.jp/1083075008#c7627 ── チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のウィーン初演を聴いた ハンスリックは「臭いを放つ音楽とはこのことだ」と酷評した(Wikipedia)。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081219 わが競奏 〜 Concert for Violin and Orchestra 〜 ── 英国には すぐれた演奏家や団体がたいへん多く その水準は かなり高いわけですが 一方では作曲家の数は それほどでないようで すね もちろん パーセルやブリトゥンの名は不滅ですが マーティン「エドワード・エルガーも ぜひつけ加えたいところですね クラシック音楽というものが 19世紀ドイツを中心にさかんになったと き ドイツの作曲家たちは いわば君臨していたわけですね たとえば チェコにおけるスメタナのような民族主義的作曲家も 各国にたくさん いたわけで 英国にもいたわけですが 国際的に迎えられるほどには なり得なかったのでしょう 現代の英国には ウィリアム・ウォルトン とか マイケル・ティペットなどが よく知られているのではありませ んか」(ピーター・マーティン京都英国文化センター館長をたずねて) http://d.hatena.ne.jp/adlib/19691209 一聴一席My Chin 西欧音楽文化の系譜 〜 一人の天才は、二つの時代を連結する 〜 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6386310.html 名曲と呼ばれるクラシック音楽の誕生の背景(不投稿) ── 作曲家の中の作曲家は、何といってもベートーヴェンであろう。 だが、彼のすべてが詰めこまれた作品は《運命》や《第九》ではない。 いかにも未熟ながら、《エグモント序曲》こそが原点である。 (20101123 シンフォニエッタ同窓会)ベートーヴェン生誕240年、記之。 (20101215-1217)
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