与太郎文庫
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2009年09月14日(月)  眩目と衰眼 〜 漫画家の退場 〜

 
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 from Our Picture;荒船山20090919
 
── 臼井儀人さん死去:がけ下撮影、滑落か
 遺品カメラに写真−版元会見◇しんちゃん作者
 
 人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(本名・臼井義人)
さん(51)の遺体が群馬、長野県境の荒船山で見つかったことを受け、
版元の双葉社が21日、東京都内で記者会見を開いた。赤坂了生編集局長
は「臼井先生の無事を祈ってきたが、このような結果になり無念。大きな
ショックを受けている」と語った。
 
 島野浩二編集局次長ら同社関係者は20日、身元確認のため現地入り。
群馬県警下仁田署で、遺品のデジタルカメラなどを見せられたという。約
30枚の写真が残っており、最後に転落したがけから下を撮影したとみら
れる風景が収められていた。島野局次長は「好奇心旺盛で、よく写真を撮
る人だった。撮った瞬間、足を滑らせたのでは」と話した。
 
 また、「ファンの方々には大変なご心配をおかけいたしました。あらた
めて『クレヨンしんちゃん』という漫画の大きさを再認識いたしておりま
す。皆様のあたたかいご支援、熱いご声援に心から感謝いたします」など
とする遺族のコメントを発表。同社によると、葬儀は近親者のみで行い、
お別れの会を開くかどうかは未定という。
 
 「クレヨンしんちゃん」は同社の月刊「まんがタウン」に連載中。11
月5日発売の12月号分まで入稿済みだが、その後については未定という。
また、10月16日からアニメ「クレヨンしんちゃん」の放送を予定して
いたテレビ朝日は「予定通り放送するかどうか、関係者と話し合って決め
たい」としている。【栗原 俊雄】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090922ddm041040066000c.html
 


 臼井 儀人 漫画   19580421 静岡 群馬 20090911 51 /20090919 遺体発見
(うすい よしと)籍=義人(よしひと)[B] クレヨンしんちゃん
────────────────────────────────
 中沢 啓治 漫画   19390314 広島 埼玉       /20090914 引退宣言
♀中沢 □□ 啓治の母 190.‥‥ 広島   1966‥‥ ? /
♀中沢 □□ 啓治の父 190.‥‥ 広島   19450806 ? /長女、次男と被爆死

 
── 「はだしのゲン」の作者、視力の衰えで引退
 
 広島で原爆に遭いながらも力強く生きる少年を描いた漫画「はだしの
ゲン」の作者、中沢啓治さん(70)(埼玉県所沢市)が漫画家を引退
した。
 
 白内障などで視力が衰え、細かな線が描けなくなったためで、今後は
油絵などで被爆の恐ろしさを訴えるという。中沢さんは「核兵器廃絶を
この目で確かめるまで、芸術家として頑張りたい」と話している。
 
 中沢さんは6歳の時、爆心地から1・2キロで被爆し、父と姉、弟を
失った。1966年、亡くなった母を火葬した際に骨は崩れて形を残さ
ず、「原爆は母の骨まで奪った」と、原爆をテーマに作品を描くことを
決めた。
 
 7年後に「はだしのゲン」の連載を始め、単行本の発行部数は100
0万部を超え、15か国語に翻訳された。ゲンがフランスで絵の修業を
する続編の構想を練っていたが、視力は手術でも回復しなかった。
(2009年9月15日13時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090915-OYT1T00484.htm?from=main3
 
 画像=中沢啓治(66)
http://newsweekjapan.jp/stories/2009/06/04.php
 原爆の悲劇と希望を描く「世界が尊敬する日本人 part2」
 
(20090923)
 


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